これでいいのか、デ・ニーロ?
昨今Jホラーブームのおかげでコワイ映画が沢山公開されているが、どうもB級感が否めないのだが、それはそれで制作者サイドもそのつもりなんだろう。
ホラーとスリラー、どう違うのか? 辞書で調べてみると…
ホラー:恐怖。戦慄。
スリラー:小説・映画・演劇などで、読者・観客にぞっとするようなスリルを与える作品とある。調べてもイマイチ違いが分からないのだが…(苦笑)
前置きが長くなったが、ロバート・デ・ニーロ、ダゴタ・ファニング主演の『 ハイド アンド シーク 暗闇のかくれんぼ』を見てきた。ちなみにこの映画は「ホラー」ではなく「スリラー」となっている。
物語は、母親の自殺により心に大きな傷を負った娘を何とか立ち直らせるため、心機一転NY郊外の田舎に引っ越してきた父親で心理学者のデビッド(ロバート・デ・ニーロ)と娘のエミリー(ダゴタ・ファニング)。静かな湖畔の古い家に、二人の新しい生活が始まったのだが、エミリーの心の傷はなかなか癒えず、周囲を拒絶している。そんなエミリーに唯一の友だちができた。その友だちチャーリーの姿は、エミリーにしか見えない。そして次々と起こる奇怪な出来事。一体誰が? エミリーの仕業か? 姿なきチャーリーの仕業か? とまどうデビッド、しかし何もできず…。とても思わせぶりな作品である。随所に複線がはりめぐらされている。登場人物すべての行動が、何か重要なことに繋がりそうな気がしたし、見えないチャーリーの存在が恐ろしく、終始緊張しっぱなしの作品だった。
しかし、所詮この映画はB級である。そう思って見て頂きたい。
では何故B級映画にロバート・デ・ニーロが? そんなことは考えてはいけない(苦笑)
この映画、ホントにツッコミ入れまくりたくなるほどである。まず第一に齢60を越えているデ・ニーロの娘が11歳(映画の中では9歳)のダゴタか? 娘じゃなくて孫だろう! デ・ニーロの演技もパッとしないし(厳密にいえばストーリー後半からデ・ニーロ爆裂なのだが)、ダゴタちゃんの演技に食われちゃってるし、かくいうダゴタちゃんも病的メイク(目の下のクマがコワイ)も迫真の演技に拍車かかってるし…。
見終わった後、「もうデ・ニーロもいい歳なんだし、それなりのキャリア積んでるんだし、今更人気子役(子供)なんかと共演しなくていいじゃない、もっと出演作品選ぼうよ」と肩を叩きたくなってしまった。
ストーリーには重みはなく、単に観客を怖がらせるだけの映画。そういった意味では純粋に「スリラー」であろう。しかし、デ・ニーロが出る映画ではない。アメックスのCMで渋くてかっちょいいデ・ニーロを見たあと、この映画を観るのは…かなり辛いかな(苦笑)
ダゴタちゃんはスゴイけど、デ・ニーロの落ち目ぶりに…★2つ
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