第14回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭Vol.3
東京国際レズビアン・ゲイ映画祭レポート第3弾。
映画祭3本目に見たのは「タッチ・オブ・ピンク〜ボーイ・ミーツ・ラブ(原題Touch of Pink)」。
ロンドンで恋人と暮らすインド系2世カナダ人のアリム。
大のクラシック映画好きのカメラマン。仕事も私生活も順調! それはなんと往年の名優ケーリー・グラント(?)の幽霊が、アリムを支えていたのである。
そんな中、ある日突然カナダの母が彼の元にやってきた。アリムと同世代の親戚の子が盛大な結婚式を挙げるのに、自分の息子は恋人すらいない。自分の息子がゲイだと知らない母は、アリムに結婚をせかすため、ロンドンにやってきた。
彼との楽しい同棲生活も一気に激変! 恋人はアリムの母と仲良くなろうとするのだが、単なる息子の同居人としか見ていない母は相手にしない。それどころか「あの邪魔な同居人を追い出せないの?」とアリムに迫る始末。
母にカミングアウトしたいのだが、なかなかふんぎりがつかない。そんな彼を支える(?)ケーリーの幽霊。アットホームなラブ・コメディにインド・エスニックなソサエティもからみ話はどんどん複雑になる、というお話。
この映画で一番注目なのが、幽霊ケーリー・グラント役がカイル・マクラクランなのである!
最後にカイルを見たのはいつだっけ? 薄れる記憶をたどってみると悪名高い「ショーガール」('95)。主人公の女とプールの中で水中Hしてたっけ(苦笑)。どう考えてもカイルの絶頂期はツイン・ピークスだったよね。
そんなカイルを10年ぶりに見たのだが…老けた。
そしてあんなにアゴしゃくれてたっけ? 一瞬、土田晃之に見えたのは私だけ?(爆)
映画の内容より、カイルのヘンテコな演技が目に付く映画だった。
主人公アリムもなかなかかわいいキャラなのだが、個人的にはアリムの恋人がよかった。ユニセフのエコノミストって役だったけど、天パー(死語?)で面白い顔した人だったな(笑)。
まぁ、この映画も他と変わらず親にカムアウトするのは大変です! という展開。
インドネシアだろうと、ロンドン在住インド系カナダ人だろうと、親にカムアウトするのは精神的、肉体的に大変のようです。この映画も深刻なメッセージ性を強調するのではなく、比較的明るく楽しいラブ・コメディなのだが、ひとえにカイルの演技がすべてをぶちこわしているような気がした(苦笑)
今年の映画祭で上映されたにもかかわらず、実はこの映画もうすでにDVD化されている。
やっぱりカイルファンは購入するのだろうか? ファンも見るの辛いだろうな(苦笑)
ボーイ・ミーツ・ラブ
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