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May 07, 2006

シェ〜ッ!【Vフォー・ヴェンデッタ】

Vfor1

この映画を観て、赤塚不二夫のイヤミ(シェー)を思い出した。
あぁ、こんなことを書くと年齢がバレてしまう(苦笑)
フランス人、ピエールとでも名乗りそうな、ぴよぉぉぉんとした髭、にょりんとした笑顔のマスク、髪型はどう見たってイヤミかちびまる子でしょ(笑)
どういうカテゴリーに分類されるのかさっぱりわからない「Vフォー・ヴェンデッタ」を見た。

物語は近未来のロンドン。
ヒトラーを彷彿させる独裁者により、人々は自由を失い、腐敗した政府に希望を見いだすことができずにいる。そこに現れたのが仮面の男「V」。政府をあざむくような派手なテロ行為をくり返し、国民のヒーローとなる。

かいつまんで言うとこんなお話。

アラン・ムーア作/デイビッド・ロイド画による同名の劇画が原作。
81年からイギリスの月刊誌に連載されて、カルト的人気を誇る。しかし、連載媒体が休刊してしまった。その後、アメリカのDCコミックスで復活を遂げる。

本作は、ジェイムズ・マクティーグ監督のデビュー作。
「マトリックス」のアンディ&ラリー・ウォシャウスキー兄弟が脚本・制作を勤めている。

政府が密かに行った人体実験によって「V」は生み出されたらしいのだが、そこら辺の詳細がイマイチつかめずヒロイン・イヴィー(ナタリー・ポートマン)とVの関係もイマイチぱっとせず、最終的に「V」とは何だったのかもわからず…。
最初から最後まで「?」をぬぐえない映画だった。
ま、原作がマンガ(劇画)だから、あまり深く突っ込んじゃマズイわな(苦笑)。

ストーリー的にはぱっとしない割には出演陣が豪華。
ハリウッド大作の主役を張る、というほどではないがイギリス映画には欠かせない大物が揃っている。

Vfor2

ヒロイン・イヴィーを演じるのはレオンの子役とはもう言わせない、ナタリー・ポートマン。本作では国家反逆罪で捕まり、頭を丸刈りにされてしまった役のため、実際に丸刈りになっている。本編では泣きながら頭を剃られているシーンがあるのだが、実際に剃っているとのこと。すごいねぇ、きれいな形をした頭蓋骨の人である。

終始妙ちきりんな仮面をかぶっている「V」を演じているのは、マトリックスシリーズのエージェント・スミスでお馴染みのヒューゴ・ウィービング。「ロード・オブ・ザ・リング」ではエルロンド(妖精の王様だっけ?)を演じていた。「V」もそうだが、最近まともな人間を演じていない(笑)
最後の最後で仮面を取るのかと思いきや、まったく素顔を出さずに終わってしまったのだが、よくこんなんで出演を承諾したもんだ。言われなきゃ、ヒューゴだなんて絶対分からない。「トロイ」のエドワード・ノートンの方が、まだマシだったんじゃない?(笑)

「V」を追うフィンチ警部役には「クライング・ゲーム」のスティーブン・レイ。アイルランド系俳優で英国では大変有名な人。かなりしおれた顔をしているが、なかなかクールでかっこいい。

独裁者サトラーを演じるのはジョン・ハート。
名実ともに英国を代表する俳優で映画のみならず、舞台でも活躍している。

イヴィーの上司ゴードンを演じるのは、スティーブン・フライ。
一番美しかった頃のジュード・ロウが出演した「オスカー・ワイルド」でオスカー・ワイルドを演じているのがスティーブン・フライ。本作もまたゲイの役。

英国映画好きの私としては、これだけ英国人実力派俳優(ヒューゴはたしかオージーだったかな)が揃って、こういうエンタテインメント作品に出ている、ということが嬉しかった。みなさん、比較的硬い映画ばかり出ている人たちだからね。

GW、結構人が入っているようで興行成績ランキングも上位にいる本作だが、最後まで乗り切れなかった私。どうしてもシェーのイヤミが大暴れしているだけにしか見えなかったからだろうか…(苦笑)

レディースデイの1000円で見れたので不満はない。
これが1800円だったら、憤慨してたかも(笑)

V フォー・ヴェンデッタ
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Comments

>もじゃさん
コメントありがとうございます。
やっぱり、原作読まないとバックグラウンドを把握できないから、わかりづらいのかな? なんとなく、続編がありそうな感じがしないでもないですね(笑)

>ノラネコさん
こんにちわ、コメントありがとうございます。
イヤミ説、けっこうマイナーなご意見のようです(苦笑)

>カル〜★さん
イヤミとかピエールとか、どっちにしろ「ヒーロー」って感じじゃないですね。そこがこの作品の狙いめなんでしょうか?(爆)

>sattyさん
たしかに突っ込みどころの多い映画でしたが、そのとっぴょうしもない展開が面白かったですね。

>なぎささん
確かに…「ガイフォークス」といわれるより日本人には「イヤミ」のほうがなじみありますもんね(笑)

>Agehaさん
コメントありがとうございます。
うーむ、たしかにいわれてみると「オペラ座の怪人」をフューチャーしているかもしれませんね。「V」の方がずっと良心的ですけど。

>PINOKIOさん
一昔前、コミックの映画化というとスーパーマン、バッドマンなどのわかりやすいヒーローものが多かったですが、ここ最近、ダーク系コミックの映画化が目立ちますね。個人的にはフランスのエンキ・ビラルの「ティコ・ムーン」「ゴッド・ディーバ」が大好きでした。

>ぽっぽさん
ぽっぽさんがチェックしてる漫画って何ですか?
私が今一番注目している漫画の映画化は何といっても「DEATH NOTE」でしょ!

>たろさん
こんにちわ、コメントありがとうございます!
この映画の歴史的背景、というかイギリスにおけるレボリューションの歴史を把握してないと、ちょっと難しいですよね。単なるアクション映画というわけじゃないですから。でも、ナタリー・ポートマンがとてもすてきでした。美人は丸刈りにしても、美人なんですねぇ。

>charlotteさん
コメントありがとうございます。
そうなんです、私はイマイチこの作品に乗り切れませんでした(苦笑)
なんといっても、ヒューゴの顔が全く出ないというのが残念でなりませんでした。

Posted by: Boh | May 10, 2006 at 11:17 AM

こんにちは。TBありがとうございます。
じぶんは原作を読んでましたので、それなりに楽しめました。
やっぱり映画なんで、登場人物やエピソードなど絞り込んであるんですよ。

Posted by: もじゃ | May 08, 2006 at 11:27 PM

TBどうもです。

>塚不二夫のイヤミ

噴出してしまいましたよ(笑
確かにそっくり。
まあ物語的には色々突っ込みどころ満載の映画でした。
キャラクターの魅力と雰囲気はなかなか良かったんですけど。

Posted by: ノラネコ | May 08, 2006 at 09:51 PM

TBありがとうございました。
まさか自分と同じ風に感じた人がいるとは思いませんでした(笑)
ワタシも「ピエール」って思いましたよ。ホント見ればみるほど
イヤミにしか見えません。
そんなお面をずっと顔を隠しっぱなしの役を、ヒューゴは
よく引き受けたなぁ⋯と不思議で仕方ありませんでした。

Posted by: カル〜★ | May 08, 2006 at 02:39 PM

こんにちは!
TBありがとうございまーす♪
?なところ、結構ありましたねー
話しが飛んでっちゃってたり。。
でもVの素敵さで、そんな事はどうでも良くなってしまいました

Posted by: satty | May 08, 2006 at 01:39 PM

ひゅ~ひゅ~、いいぞ~イヤミ!
分かりますよ~アタシ、まさしくリアルタイムで見てた世代です!
その当時の子供は「シェ~」とポーズした写真が必ずあるはず(笑
日本人に馴染みの無い「ガイフォークスデー」なんちゃらって言われてもねぇ~そこから理解できないですもんね!

Posted by: なぎさ | May 08, 2006 at 12:02 PM

はじめまして。コメント&TBどうもです。

イヤミですか~。確かに見えなくもなく・・。d(*⌒▽⌒*)b

全身やけどですごいことになってましたから
仮面はずしたらホラーですよ。
しかも女性だとしたらあまりにかわいそうで・・・。
http://blog.goo.ne.jp/kino06/e/56acbe8195ff72dce99b054f5e37c332
↑「目の中のリンゴ」kinoさんとこ。
あくまで推測ですが、十分ありえる話で
・・としたらVとイヴィーの
運命の出会いと悲恋もの・・にも
見えてくるんです、この映画って。

Posted by: Ageha | May 08, 2006 at 11:32 AM

TB&コメントありがとうございます!
ストーリーや根底のテーマなんてものは
私はどうもイマイチなんですが、
Vのキャラは楽しかったです♪
ヒューゴ・ウィーヴィング、ずっと仮面で顔が蒸れそうですねw

Posted by: PINOKIO | May 07, 2006 at 11:01 PM

最近の漫画って、近未来系が増えてますね。
一昔前の近未来物といえば、ソ連が責めてくるばっかりだったけど、今は科学的実験による混乱とか、武力を持った民間団体とか、色々増えてます。

大抵はアクションに結びつくから、チェックしてるけど、自分のチェックした漫画に映画化されたものは皆無です・・・orz

トップの写真、マジでフォーンテットマンションに見えた・・・・。

Posted by: ぽっぽ | May 07, 2006 at 09:44 PM

こんばんは。お久し振りです。
弊ブログへのトラックバック、ありがとうございました。
こちらからもコメントとトラックバックのお返しを失礼致します。

この作品は、テロと革命の違いを観る人に考えさせる 等、現代社会に問い掛ける内容をベースとした歴史の再構築に多少無理があり、分かり辛い内容ではありますが、ヒューゴ・ウィーヴィングさんが演じた‘ V ’のキャラクターの面白さやイヴィー役を演じたナタリー・ポートマンさんの溢れる魅力など、見所の多い映画に仕上っていたと思います。

また遊びに来させて頂きます。
ではまた。

Posted by: たろ | May 07, 2006 at 07:11 PM

TBどうもです。出っ歯だったらたしかにイヤミそっくりですね(笑)

Posted by: atsushi_009(Pocketwarmer) | May 07, 2006 at 09:02 AM

こんばんは。
あまり物語にはのれきれなかったようですね。(^^ゞ
キャラクターの人物像が自分にはツボだったらしく、結構入り込んでしまいました。
ナタリーははまり役でしたね。あの頭はなでてみたい…笑

Posted by: charlotte | May 07, 2006 at 02:15 AM

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Tracked on May 13, 2006 at 05:59 PM

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予告で観ていた印象と結構違う感じがしました。 なんといっても、仮面の男”V”がもっとアメコミヒーローちっくなのかなって思ったらそうでもなかった。でも、あの仮面を使って、おふざけにならなかったのは凄いねぇ。 なんだか、イヴィーとVの関係が「オペラ座の怪...... [Read More]

Tracked on May 14, 2006 at 10:41 PM

» 「V フォー・ヴェンデッタ」観ました。 [GOOD☆NEWS]
4月22日から公開されている「V フォー・ヴェンデッタ」を観ました。(英題は「V for Vendetta」) タイトルの最初の”V”は、”ヴィー”と言う謎の仮面の男の偽名です。そして”ヴェンデッタ”と言うのは、「血の復習」とか「かたき討ち」と言うような意味らしい。 この映画は、「マトリックス」シリーズを手掛けたスタッフが再集結と言うふれ込みで予告編をしていました。「マトリックス」では監督を務めたウォ�... [Read More]

Tracked on May 15, 2006 at 04:23 PM

» Vフォー・ヴェンデッタ 見てきました。 [よしなしごと]
 今回は私の好きなナタリー・ポートマンが出ていると言うことでVフォー・ヴェンデッタを見てきました。 [Read More]

Tracked on May 21, 2006 at 02:16 PM

» Vフォー・ヴェンデッタ/ナタリー・ポートマン [文学な?ブログ]
ウォシャウスキー兄弟の名前にひかれて「Vフォー・ヴェンデッタ」を観ました。ナタリー・ポートマンもレオンの頃からいい役者だなと思っていましたが、喜怒哀楽を実にうまく表現します。最後まで仮面をかぶったままのVとの対比で一層ポートマンが引き立っています。 舞台は未来の英国、独裁者によって支配された人々の心にVが訴えかけます。泥臭い未来の映像が新鮮に映ります。ラストは美しくも悲しい結末。 見所としてはやはりポートマンの迫真の演技と、そして今までありそうでなかったストーリー。 この映画は是非映画... [Read More]

Tracked on May 29, 2006 at 12:12 AM

» 『Vフォー・ヴェンデッタ / V FOR VENDETTA』 ☆今年49本目☆ [honu☆のつぶやき 〜映画に恋して〜]
アラン・ムーアとデヴィッド・ロイドによって80年代に発表されたコミックをベースに、ウォシャウスキー兄弟が脚本化したサスペンス・アクション。 科学実験で突然変異し、同じ実験で死んでいってしまった人達の復讐とファシズム政治に抑圧されている民衆達を救うために戦う...... [Read More]

Tracked on Jun 03, 2006 at 06:19 PM

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