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Oct 17, 2006

無性に書きたくなりました【手紙】

Tegami

インターネットが普及してからというもの
めっきり手紙を書かなくなった。
友だちにしろ仕事先にしろ99.9%メールですませている。
今更手書きの手紙を書くなんめんどくさー、
なんて思ってたけど、この映画を見たら
誰かに手紙を書きたくなってしまいました。
ドットでつづられる機械的なメールではなく
その人の個性が出る手書きの手紙って
私たちが思っている以上に、人の心に伝わる何かがあるんだな……。

直木賞作家、東野圭吾原作「手紙」を見てきました。
物語は二人の兄弟の話です。
早くに親を失ったため、苦労している武島剛志(玉山鉄二)と直貴(山田孝之)兄弟。兄は弟を大学にやるために無理をして体をこわしてしまい、仕事をクビになってしまう。思いあまって盗みに入った邸宅で、謝って人を殺してしまい、無期懲役の刑に服している兄。
そんな兄のために、繰り返される引っ越しと転職。
やっと幸せが見えてきた矢先、いつも兄のことが周囲にバレて言われもない差別を受け、涙を流してきた。
そんな直貴をまっすぐな気持ちで、暖かく見守る由美子(沢尻エリカ)。
最初は人との関わりを避けるようにして生きてきた直貴だったが、由美子の強さ、暖かさに支えられてきたことに気づく。

今度こそ幸せを掴むため、直貴はあることを決心する。
今までずっと手紙のやりとりをしてきた兄へ、最後の手紙を送る…。

人はどうして罪を犯してしまうんだろう。
その家族までもが、何故差別を受けなければならないのか。
罪を犯していない家族までもが、十字架を背負わなければならないのか。
すごく重いテーマの話です。
一生懸命頑張っている直貴を、社会が差別、排除するのを目の当たりに見て、すごく心が痛みました。でも、実際自分の生活をこのシチュエーションに置き換えて考えたとき、自分が差別する側の社会に属していたら、直貴を暖かく迎えることができるのか? それとも排除してしまうのか…。正直答えが出ませんでした。
兄弟の絆、愛する人との絆、社会との絆…この映画を通して、人との絆についてすごく考えさえられました。

これはたしかに東野圭吾の小説(の映画化)だけど
今はインターネットやら何やらで、個人情報漏洩がこれだけ人を苦しめているということは、紛れもない事実なんでしょう。

ストーリーもいいんだけど、出演者もよかったです。
いつもぱぁ〜っと明るいキャラを演じることが多い玉山鉄二が、こんな良い演技をするとは知らなかった。決して登場シーンは多くないし、セリフもほとんどないんだけど、彼からにじみ出るオーラが、スクリーンを通して伝わってくるようで、ただそれだけで涙が出てきちゃうほどでした。

弟役の山田孝之も、若いのにいい演技するねぇ。
一時はお笑い芸人をめざして、相方とけっこういいところまでいくんだけど、兄のことが世間にバレて、お笑いの道を諦めるんだけど、漫才シーンでの彼の演技がよかったです。お笑いなんだけど、どこか世間を遮断しているような、人との関わりを避けているような、寂しさを抱えながら人を笑わせる、難しい演技ですよ。

この映画の中で一番良かったのが、意外にも(なんて失礼だけど)沢尻エリカ。
ここ数年、映画テレビに出まくりで、正直もう見飽きたよ、と思ってたけど、彼女が演じる由美子が、ほんとうにいいんです! 由美子の強さ、明るさはこの作品の中で一番重要だと思います。それに加え、彼女が話す関西弁がかわいいんだよね(笑)
彼女は今年、いろんな賞を受賞するんじゃないかな。いい女優さんになりますね。

とにかく、この映画泣きますよ。
泣かせようとしてます(苦笑)。
小田和正の歌が、また涙を誘うんですわ。
さー、ここで泣けーっ! って感じに。
制作者の思惑通り泣いちゃうんですけどね。
どうぞ、この秋、この映画で思いっきり泣いてください。

手紙 ~あなたに会えてよかった~手紙 ~あなたに会えてよかった~
山田孝之 玉山鉄二 沢尻エリカ


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手紙手紙
東野 圭吾


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Comments

すみません。
ふざけた記事をTBして、すみません。
そんな記事なのにTB返して頂き、すみません。

と、謝罪文を打ちながら、ちょっと玉山鉄二気分になって、すみません。

コメントまでふざけてて、すみません。

Posted by: にら | Nov 17, 2006 at 12:58 PM

>cahoさん
コメント、TB有り難うございます。
たまにはこういう号泣映画見て
心の洗濯するのもいいもんですね(苦笑)

>咲太郎さん
コメント有り難うございます。
杉浦さんの言葉がすごく心に響きました。
そういえば、先日脳梗塞で倒れられたそうですね。
杉浦さん、大丈夫かなぁ。

>とんちゃん
いつもお世話になってます。
うんうん、たしかに小田和正の歌は
「さぁ、ここで泣け!」
と言わんばかりですね。
しっかり泣いちゃいました(笑)

Posted by: Boh | Nov 16, 2006 at 05:45 PM

TB有難うございました☆
がっつり泣かせてもらいましたよ^^

山田君も玉鉄も、本当に上手い!小田和正の曲は反則ですよね~~。もうあれを観て涙がでない方が不思議なぐらい(笑)

Posted by: とんちゃん | Nov 15, 2006 at 08:19 PM

山田くんの影ある演技、エリカちゃんの3時代の演じ分け、玉鉄さんの言葉なき演技
どれも素晴らしかったですね。
脇を固める田中さん、杉浦さん、風間さん、吹越さん、そして吹石さんも見事でした。

他の方の記事も読ませて頂いたのですが
原作を読んだ人が、原作よりも映画が好き
と言っていたのを非常に嬉しく思いました。

東野さんも「激しく心揺さぶられる映画」と評してました。

今メンテナンス中でTB貼れないので
足跡だけ残して行きます。
ではでは。

Posted by: 咲太郎 | Nov 14, 2006 at 02:48 AM

こんばんは。TBありがとうございましたm(__)m

私も「手紙」を観て泣きました。いえ号泣しすぎて泣き声をこらえるので必死でした。

ほんと、素晴らしい映画でしたね~♪

映画を観たあと、原作を読みたくなり読んでみたのですが、原作も素晴らしく、普通原作がいいと映画は???の場合が多いのですが、両方素晴らしくて・・この映画の脚本を書かれた方はすごいなぁと改めて感心してしまいました。

おっしゃるとおり、小田さんの歌は・・。あの歌を聴いたとたん・・もう反則です(涙)
実は今夜、娘と二人で、二度目の鑑賞に行って来ます。一度目は泣きすぎてあまり画面がよく観られなかったので・・。また泣いてしまうかも・・です(笑)

また遊びに来させていただきます(^_^)

Posted by: caho | Nov 08, 2006 at 07:20 PM

>BROOKさん
TB再度貼らせていただきました。
今後ともよろしくです。

>夫婦でデートさま
コメント、TB有り難うございます。
今後とも、宜しくお願いします。

Posted by: Boh | Oct 30, 2006 at 06:36 PM

おはようございます。

いつもTBありがとうございます。


間違って「手紙」のTBを削除してしまいました。
誠に申し訳ございませんが、再度TBをお願いします。

Posted by: BROOK | Oct 30, 2006 at 04:21 AM

初めまして?初めましてですよね?
玉山鉄二さんほんと良かったですね。
TBさせていただきました。
ご迷惑でしたら削除をお願い致します。

Posted by: 夫婦でデート | Oct 18, 2006 at 04:57 PM

>mizoさん
コメント有り難うございます。
こういう映画に小田和正はぴったりすぎですね(苦笑)

Posted by: Boh | Oct 17, 2006 at 05:10 PM

TBありがとうございました。。
私も試写に行きましたが、ホントにいい映画でしたね。久々にグッときました。。。
小田さんの曲で、さらにきました。。

Posted by: mizo | Oct 17, 2006 at 01:21 PM

>たろさん
いつもお世話になっております。
本当に良い映画でした。しばらく余韻にひたっています。

Posted by: Boh | Oct 17, 2006 at 01:18 PM

こんにちは。
弊ブログへのトラックバック、ありがとうございます。
こちらからもコメントとトラックバックのお返しを失礼致します。

映画終盤の見事な物語展開の中での、玉山鉄二さんと山田孝之さんの渾身の演技は素晴らしかったですね。
そして、東野圭吾氏の原作小説の方も読み応えがあり、お勧めです。

また遊びに来させて頂きます。
ではまた。

Posted by: たろ | Oct 17, 2006 at 12:13 PM

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» 手紙 [skywave blog]
評判通りの良い作品でした。 まず、ストーリーの良さが印象に残ります。犯罪者の弟というレッテルを貼られた主人公直貴(山田孝之)。しかし、挫折のたびに救いの手(田中要次、 [Read More]

Tracked on Nov 12, 2006 at 09:47 PM

» 手紙 [とんとん亭]
「手紙」 2006年 日 ★★★★★ 号泣でした。 私の住む街のシネコンが、いつも暇なのに「デスノート」のお陰で混みあって いるのは先週お伝えいたしましたが、そのおこぼれに預かったのか、(同時間 に上映で既に満席で来た客は、帰るか違うのを観るか...... [Read More]

Tracked on Nov 12, 2006 at 11:39 PM

» 手紙ってメチャ大事やねん [世界の中心で、愛をうたう]
メールが主流になり、手紙をしたためることなどめっきり減ったこの世の中で 「手紙」を題材にしたこの作品は、どこか懐かしさを感じさせると共に新鮮でした。 私など、もっぱら芝居やライヴのDMを出すときくらいしか、手紙を書くことなんてないから。 手紙のよさって、やっ... [Read More]

Tracked on Nov 14, 2006 at 06:29 PM

» 手紙 [とんとん亭]
「手紙」 2006年 日 ★★★★★ 号泣でした。 私の住む街のシネコンが、いつも暇なのに「デスノート」のお陰で混みあって いるのは先週お伝えいたしましたが、そのおこぼれに預かったのか、(同時間 に上映で既に満席で来た客は、帰るか違うのを観るか...... [Read More]

Tracked on Nov 15, 2006 at 08:16 PM

» 「手紙」 [ば○こう○ちの納得いかないコーナー]
東野圭吾氏が大好きな作家の一人で在るというのは此処でも何度か記している。ストーリー展開の卓抜さも然る事乍ら、作品を読み終えた後に心中に漂う、何とも言えない物悲しさや不条理感が堪らなく好きで、実際に読みながら涙した事も何度か在る程。「手紙」という作品もそんな一つだ。 ***************************** 川崎のリサイクル工場で働く20歳の青年・武島直貴(山田孝之)。暗い目をし、幼馴染の寺尾祐輔(尾上寛之)以外... [Read More]

Tracked on Nov 20, 2006 at 01:41 AM

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