よーし、わかった!by加藤武【犬神家の一族】
いろんな映画のリメイクを見てきましたが
監督自らセルフ・リメイクってのは珍しいですね。
御年91歳、日本映画の巨匠市川崑監督が1976年に撮った「犬神家の一族」を30年たった2006年、自ら再度メガホンを持ち、撮りあげたのが「犬神家の一族」。
主演は30年前も金田一耕助を演じた石坂浩二。
30年たっても金田一さんは下駄をはいて走り回ってました。
等々力署長役の加藤武さんも、再び同じキャスティングです。

信州の犬神財閥創始者・犬神佐兵衛(仲代達也)は顧問弁護士古舘(中村敦夫)に遺言状を託し永眠する。残された遺言状が一族の不吉な争いの元凶となることを予期し、探偵金田一耕助に調査を依頼した古舘の助手若林は、金田一に会う直前何者かに毒殺されてしまう。
遺言状には、佐兵衛の腹違いの3人娘、松子(富司純子)、竹子(松坂慶子)、梅子(萬田久子)それぞれの息子たち佐清(尾上菊之助)、佐武(葛山信吾)、佐智(池内万作)のうち、誰か一人が佐兵衛の恩人の孫娘・野々宮珠世(松嶋菜々子)と結婚すれば、一族の全財産を受け継ぐことができる、と記されていた。
ここから始まる連続殺人事件。
金田一耕助は事件を解決することができるのか!?
というお話。
横溝正史の原作で、前作と時代設定もストーリーも変わっていません。
テレビでも何度も放送されている昔の映画なんで、ストーリーも分かっているし、金田一さんも同じ石坂浩二だし、正直新鮮さには欠ける作品ですね。
子供の頃、あの佐清のマスクが怖かった〜。あれがものすごく印象的でした。たしかあおい輝彦が佐清役でしたっけ。
菊人形に添えられた生首とか、湖に突き刺さってる死体とか、子供の頃の記憶にも鮮明に残っているほど恐ろしい映画だったんだけど……今、改めてリメイク版を見てみると、さほどショッキグじゃないんです。見慣れたシーンだったから、というか30年間のうちに、「ハンニバル」みたいなもっとショッキングな映画をたくさん見てきたから、「犬神家」ぐらいじゃ驚かなくなったのかな(苦笑)
前作を全くしらないジェネレーションにとっては、新鮮なのかもしれません。
というか、そういう若い世代は市川崑監督にキョーミ持たないだろうな。

家族にこんなマスク被った人がいたら…そのうち慣れるのかなぁ?
本作で注目なのは、富司純子と尾上菊之助のホンモノ親子共演です。
富司純子さんの迫真の演技。キィッ! と怒ると首にグワァっと筋が出るんですが、それがコワイ、コワイ。あまりの迫力に、共演の松嶋菜々子が霞んじゃうほどです。
佐清役の菊之助くんもよかったです。私は歌舞伎好きでよく見に行くんだけど、今若手女形No.1じゃないかな。あの色っぽい妖艶な雰囲気は、若手とは思えないほどの存在感があります。
実の親子共演による母子演技は、見物ですよ。迫真の演技とはこのことです。
でもね、多分菊之助くん、あまり背が高くないんだろうな。
松嶋菜々子がデカすぎるのかもしれないけど、二人並ぶと不釣り合いなのが、絵的に残念。あんまり恋人同士に見えなかったんですけど、そんな違和感を感じたのは私だけでしょうか???
奥菜恵みたいな小さい人と並ぶと、ジャイアント馬場かと思うほど、松嶋菜々子が大きく見えてちょっと気の毒でした。撮り方によれば、あそこまでデカく見えなかったんじゃないかな。
菊之助くんの恋人役にしちゃ、老けてるわ、デカいわで、あまりパッとしなかった松嶋さん。
この映画、富司純子さんの一人勝ち! ということで。
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» 感想/犬神家の一族(試写) [APRIL FOOLS]
御歳91!の市川崑監督セリフリメイク作『犬神家の一族』12月16日公開。信州の大富豪である犬神家の当主が死去。その驚くべき遺言が明かされたのを機に次々と殺人事件が起こる。どうする名探偵・金田一!?
犬神家の一族
オリジナルは1976年というから(もちろん未見)、30年ぶりですか。内容は、古典的ミステリ。現代ミステリと比べてしまえば当然新鮮味はないけど、古き良きって感じの謎解きは嫌いじゃない。そして名役者たちの競演は見応えあり。石坂浩二が30年越しに再び主役ってスゴイよね。もっとも、オリジナル... [Read More]
Tracked on Dec 08, 2006 at 03:16 PM
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完璧でしょ。原作や旧作を観ていない勉強不足のエセ芸大生にとってもそう感じられました。さて公開後の反響や興業はどうなるでしょうか。日本映画の信念を貫いた上での成功を期待しています。 [Read More]
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Tracked on Dec 08, 2006 at 11:37 PM
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東京国際映画祭のクロージング上映映画が、市川崑監督の「犬神家の一族」だった。なんでも前日に出来上がったばかりだそうだ。映画職人の監督らしい芸だ。撮影に4ヶ月かけたというのが異例の長さだと記事に書かれていたが、高齢だという事を置いても何故だろうと少し詮索し..... [Read More]
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TIFF2006 クロージング作品
2006年/日本
監督/市川崑
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東京国際映画祭、最後の作品は市川崑監督のセリフ... [Read More]
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1976年の「犬神家の一族」が公開された時は物凄く盛り上がりをみせていた。 [Read More]
Tracked on Dec 10, 2006 at 01:59 AM
» 犬神家の一族 [メルブロ]
犬神家の一族
上映時間 2時間14分
監督 市川崑
出演 石坂浩二 松嶋菜々子 尾上菊之助[5代目] 富司純子 松坂慶子
評価 5点(10点満点)
会場 一ツ橋ホール(試写会)
簡単(テキトー)あらすじ
犬神さん家の子供達が、遺産をめぐり血みどろのバトルロワ....... [Read More]
Tracked on Dec 10, 2006 at 11:55 PM
» 犬神家の一族 [★試写会中毒★]
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(★×10=満点)
監 督:市川崑
キャスト:石坂浩二
松嶋菜々子
尾上菊之助(5代目)
富司純子
松坂慶子
萬田久子 、他
■ストーリ... [Read More]
Tracked on Dec 11, 2006 at 02:02 AM
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Tracked on Dec 11, 2006 at 06:45 PM
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『犬神家の一族』映画試写会見に行ってきました。あと,…もしかして,あの盗作ブログ騒ぎでずっと棚上げ状態?ドラマ『東京タワー オカンと僕とときどきオトン』の感想もちょろっと。 [Read More]
Tracked on Dec 11, 2006 at 08:18 PM
» 『犬神家の一族』 [ラムの大通り]
----これって、昔も作られなかった?
確か、同じ市川崑監督だったような気がするけど…。
「そう、いわゆるセルフリメイクってやつだね」
----それって珍しくない?
「そんなことないよ。
かのヒッチコックだって34年の『暗殺者の家』を
55年に『知りすぎていた男』としてリメイク。
市川崑監督にしても
以前に『ビルマの竪琴』をセルフリメイクしている」
----ああ、確か北林谷栄が
2回とも同じ役をやったってやつ�... [Read More]
Tracked on Dec 12, 2006 at 12:52 AM
» ホビーとして陶芸を楽しむスタイル「ガレージ陶芸」の紹介ブログ [伊豆高原〜ガレージ陶芸体験工房 伊豆高原スタヂオ]
ちゃんに託したもう一つの物です。
こんなもん穴窯で焼いて良かったのだろうか・・(笑)
モチーフは岩城原人です。
モデルと言わずにモチーフと言った微妙な言い回しになるには理由があります。
岩城原人は2005年の夏から秋にかけて伊豆高原に生息していました。
主な出現スポットは浜、サーフィンが好物です。
... [Read More]
Tracked on Dec 16, 2006 at 05:59 PM
» 犬神家の一族 [そーれりぽーと]
オリジナルはほとんど覚えてませんが、予告編を観る限り現代風にアレンジしてそうで面白そうだった『犬神家の一族』を観てきました。
★★
一言で言うと、「うわっ、面白くない邦画を引いてしまった」
「邦画は苦手」そう思っていたけど、ここ数年の邦画の面白さには目を見張る物がある。
カテゴリーで面白くないと括る偏見は無くなり、劇場で邦画を観る機会も数倍に増えたのに、また面白くない昔の邦画を観せられてしまった。
七回も映画やドラマ�... [Read More]
Tracked on Dec 16, 2006 at 10:21 PM
» 犬神家の一族 [江戸っ子風情♪の蹴球二日制に映画道楽]
日本
ミステリー&サスペンス
監督:市川崑
出演:石坂浩二
松嶋菜々子
尾上菊之助
富司純子
信州の犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛が永眠した。佐兵衛には腹違いの3人の
娘、松子、竹子、梅子がおりそれぞれに佐清、佐武、佐智...... [Read More]
Tracked on Dec 16, 2006 at 10:34 PM
» 「犬神家の一族」遺言状に秘められた意図を読めず間違った愛情に走ったミステリー事件 [オールマイティにコメンテート]
「犬神家の一族」は30年前に角川映画第1弾として公開された「犬神家の一族」のリメークした作品で日本最大のミステリーとして豪華キャストが話題である。90歳を越えてなおメガホンを取った市川崑監督も凄いが、30年前の作品をリアルタイムで知らない世代には日本映画...... [Read More]
Tracked on Dec 17, 2006 at 02:30 AM
» 犬神家の一族 - 日本映画史上最高のミステリー - [jyu STUDIO]
犬神家の一族 30年前のリメイクらしい。 オレはてっきり孫と美雪ちゃんがでてくるものだと…w ジッチャンノナニカケテ! 30年前の映画など見てるはずもなく、 金田一シリーズは初めてだったのですごく楽しみにしていた。 予告編がすごかったから。期待しすぎた部分もあるのかな。 日本映画史上最高のミステリーって言うてるし。 感想は…、 原作を知らず、こういう映画なんだと見てる分には いい映画だと思った...... [Read More]
Tracked on Dec 17, 2006 at 04:21 AM
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「犬神家の一族」のリメイク、しかも市川+石坂コンビで。これは金田一耕助ファンの私には非常に嬉しいと同時に、やってほしくなかったという気持ちと半々で非常に複雑なところでした。... [Read More]
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【新宿スカラ】
信州の犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛(仲代達矢)が永眠した。佐兵衛には腹違いの3人の娘、松子(富司純子)、竹子(松坂慶子)、梅子(萬田久子)がおり、それぞれに佐清(尾上菊之助)、佐武(葛山信吾)、佐智(池内万作)という息子がいた。さらに、犬神家の屋敷には佐兵衛の恩人の孫娘である野々宮珠世(松嶋菜々子)も住んでいた。しかし、全員が固唾をのんで見守るなか公開された遺言状には、「佐清、佐武、佐智のいずれかとの結婚を条件に、犬神家の全財産を珠世に譲渡する」と記されていた。この予想だにしな... [Read More]
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石坂浩二の若さには、驚きです。走ってます。「水戸黄門」のご隠居様をご卒業なさった方とは、思えません!
豪華なキャストは、見事です。カメオ出演者もたっぷり。濃ーい演技を [Read More]
Tracked on Jan 03, 2007 at 03:09 PM
» 犬神家の一族 [我想一個人映画美的女人blog]
犬年は過ぎ去ったけど、今年1本目はこの『犬神家の一族』
和風?だし、何となくお正月っぽいからいいかってコトで{/shootingstar/}
ご存じ、横溝正史の傑作ミステリー小説を
市川崑監督が30年の月日を経て
主演も同じ石坂浩二でセルフリメイク。
91歳の崑監督、遺作にしたかったのかどうかは知らないけど
かなり忠実らしいから今さらリメイクする必要はあったのかな??
何度も映像化されて�... [Read More]
Tracked on Jan 04, 2007 at 07:55 PM
» 犬神家の一族 [いろいろと]
12月16日より公開してます。 監督 市川 こん 主演 石坂浩二、松嶋菜々子、尾 [Read More]
Tracked on Jan 05, 2007 at 12:59 AM
» 「犬神家の一族」 [-☆ EL JARDIN SECRETO ☆-]
懐かしかったなー。日本映画音楽史上屈指の名曲が流れてくるだけで入場料の半分の価値はあったくらい。旧作は何度かみており、あらすじやオチまでほとんど分かっているので、推理モノとして楽しむ次元ではないのですが、その分旧作をみていたころをフラッシュバックして楽...... [Read More]
Tracked on Jan 06, 2007 at 03:31 AM
Comments
突然で申しわけありません。現在2006年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。投票に御参加いただくようよろしくお願いいたします。なお、日本インターネット映画大賞のURLはhttp://www.mirai.ne.jp/~abc/movieawards/kontents/index.htmlです。
Posted by: 日本インターネット映画大賞 | Dec 24, 2006 at 09:48 AM
>nana513さん
コメント有り難うございます。
さすがの松嶋菜々子も熟女3人にはかないませんね(笑)
Posted by: Boh | Dec 09, 2006 at 10:22 AM
はじめまして♪
TB&コメントいただきありがとうございました。
私も「絶対怖いハズ!」と思って観に行ったんですが、思いのほか怖くなくって拍子抜けしました。熟女3人組の迫真の演技の方が怖かったですね(笑)
Posted by: nana513 | Dec 09, 2006 at 10:14 AM