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Jan 17, 2007

中国四千年の思想に学ぶ 【墨攻(ぼっこう)】

日本のコミックが世界で愛読されているのは知っていたけれど、海外で映画化されてしまうとは驚きです。しかも主演がアンディ・ラウだなんて! そのアンディ最新作『墨攻』ちょうど昨日(1/16)は主演のアンディ・ラウが東京で舞台挨拶をしたそうです。

1992年から4年にわたって「ビックコミック」で連載されていた同名漫画が、この度、日本、中国、香港、韓国スタッフによって映画化されました。

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物語は紀元前370年頃、巷淹中(アン・ソンギ)率いる趙の10万の大軍が住民わずか4千人の梁城に攻め入ろうとしていた。梁王(ワン・チーウェン)は墨家に援軍を頼んだが現れたのは、墨家の革離(アンディ・ラウ)という男ただ一人。
この男だけで何ができるのか? たった一人で10万もの大軍相手に戦うことができるのか? ところがこの革離が放った、たった1本の矢が、趙軍の出鼻を挫く。
一ヶ月の籠城に持ちこたえれば趙軍は撤退する、と王を説得する革離。王は兵に関する全権を隔離に与える。
老若男女総動員して食糧や武器など、さまざまな物資をかき集め、趙軍からのあらゆる攻撃に備えるよう指示する革離。しかし闘いを恐れた農民4人は妻子を連れて逃亡を試みる。ところが趙軍に捕まり、革離の存在を巷淹中に知られることとなる。
この闘いは革離と巷淹中との闘いになる。

と、お話は優れた軍師革離と攻め入る巷淹中の闘いです。
しかし、敵軍ながら大勢の亡骸を前に、革離は「こんなことでいいのか…」と、血を流さずして解決を得る方法があるのでは、と考えます。
この物語は「反戦」を描いています。
人は何故争うのか、何故血を流さなければならないのか。
闘うことで革離が抱く疑問は、そのまま現代の私達に反映されます。
平和を望む革離のその心は、誰もが望むものなのに、なかなか実現されずにいます。

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私は原作コミックを読んでいないので、「墨家」について何の予備知識もなく見ましたが、とても面白かったです。もともと古代中国の話なので、墨家が本当に実在していたかどうか定かではないようですね。公式サイトを読みましたが、墨家とは墨子という下級武士出身の男が紀元前450年頃、学団を開き、古代聖王の道を学び、思想によって世界を教え導こうとしたそうです。
墨子は学団内で多くの門人を教育し、一人前の墨者に仕立て、諸国を遊説させたり、官僚として諸国に送り込み、墨家の思想を広めようとしました。
墨家の思想とは、大国による侵略と併合による統治ではなく、各諸国が領土を保有しあいながら、平和に共存することを目的としたそうです。
すごく理想的な思想だと思いますが、今も昔も現実には難しい思想ですね。

単なる時代劇戦争映画ではなく、実に思想的な思慮深い作品です。
「硫黄島」を見て、戦争について改めて考えた後にこの映画を見たので、よけい心に響いたのかも知れません。
「平和」とは永遠に叶うことのない願いなのかもしれませんが、決して諦めてはならないことだと、改めて思いました。

ところで、この映画全篇中国語(公用語)です。
出演陣はアンディ(香港人)をはじめ韓国人、台湾人とみなさん中国語が母国語ではありません。口の動きは合っていたので多分、全部吹き替えと思われます。
特にアンディの声がぜんぜん違う(涙)その点がちょっと残念でした。

■墨攻(ぼっこう)
■監督:ジェイコブ・C・L・チャン
■出演:アンディ・ラウ、アン・ソンギ、ワン・チーウェン、ファン・ビンビン、ウー・チーロン
■2006年 中国、香港、韓国、日本製作

The Making of 墨攻The Making of 墨攻
アンディ・ラウ


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墨攻墨攻
山本 甲士 墨攻製作委員会


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墨攻 (1)墨攻 (1)
酒見 賢一 久保田 千太郎 森 秀樹


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Comments

さっき~「マリー・・」も、こちらもTBさせていただいたんだけど・・・反映されません(悲)
残念です。

『墨攻』お気に入りになってしまったのですが~
アンディの声、合ってなかったのですか~?
北京語かと思ってました。

アン・ソンギが~頑張って北京語話していたそうなんですが・・・中国での公開では吹替えられたそうで~ 日本版は彼の声だと聞いたのですが~

アンディ・ラウの声ってどんな声でしたっけ?
アンディの声もわからない私・・・ダメだ~~涙~

Posted by: マリー | Feb 05, 2007 at 08:51 PM

>wakoさん
コメント有り難うございます。
アンディ・ラウはいつまでも若々しいですね。なんで老けないんだろう。とても不思議です。
ちなみに、私もイマイチ墨家の思想わかってませ〜ん(苦笑)

>tomozoさん
TB、コメント有り難うございます。
そうなんです! トニーが大好きなんです!
でもアンディも好きなんです。あぁ、でもやっぱトニーの方が好きです。ホントはレスリーも好きなんです。(誰でもいいんかい?!)やっぱ、本命はトニーです(苦笑)

Posted by: Boh | Jan 18, 2007 at 04:47 PM

TB&コメントありがとうございました♪
アンディ、来日中ですね。もう数日いて、ディパーテッドのプレミアにサプライズできてくれないかしら。

で、Bohさんもトニー迷なのですね。ARMANIのポストカード、よだれモノです〜。うらやましい。雑誌も〜!香港いきた〜い。

また遊びに来ますね〜。

Posted by: tomozo | Jan 17, 2007 at 11:38 PM

いやーーー。アンディ・ラウがかっこよかったですね。冷静でストイックな役、似合ってました。ってこんなミーハーな感想じゃ、全く墨家の思想が分かってないのですが…。

Posted by: wako | Jan 17, 2007 at 11:32 PM

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