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May 21, 2007

撃って、撃って、撃ちまくり【ザ・シューター/極大射程】

「このミステリーがすごい!」の2000年版海外部門で堂々1位に輝いたスティーヴン・ハンターの『極大射程』(新潮文庫)が映画化され、マーク・ウォールバーグ主演『ザ・シューター/極大射程』として公開されます。「極大射程」なんて四文字熟語のタイトルだと、一瞬香港映画かと思ってしまいましたが、立派なハリウッド映画です(笑)

Shooter1


元海兵隊で敏腕スナイパーのボブ・リー・スワガー(マーク・ウォールバーグ)は、ある作戦中に親友を失い、それを機に軍を退役します。山奥で犬と隠居生活を送っていたスワガーのもとに、アイザック・ジョンソン大佐(ダニー・グローバー)が訪れ、大統領暗殺計画が発覚したため、それを阻止するために力を貸して欲しい、と願い出ます。一線を退いた身とはいえ、人一倍愛国心のあるスワガーは、暗殺阻止のために力を貸すことにします。しかしそれは巧妙に仕組まれた罠で、スワガーは暗殺犯として追われる身になってしまいます。


これは元海兵隊と、国家権力を握った一部の人間とのすさまじい闘いの物語です。

それにしても、時世が表れているというか、スパイ映画の「敵」はここ数年どんどん変わっていますね。
ちょっと前なら9.11の影響もあるのかわかりませんが、アメリカの敵はイスラムでした。ビン・ラディンのようなテロ集団との闘い、というパターンが多かったように思いますが、今は違います。


この映画を見て、アメリカ合衆国の「ネオコン」といわれる権力者たちを思い浮かべた人は、少なくなかったはず。だって、石油の利権問題が大きく関わっているお話なんですもん! 特に私なんかは「これはチェイニーがモデルに違いない!」と勝手に確信して見てましたけど(笑)。


今までのアメリカ映画は「外」の敵と戦ってきましたが、これからは「内」の敵との戦いが多くなっていくのかもしれません。


それはさておき、今回のマーク・ウォールバーグはかっこいいですよ。
思い起こせば20年ぐらい前……彼はニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックでした。とてもきゃわいい顔したアイドルグループだったのに、いつの間にかすっかり大人になり、立派なハリウッドスターになっちゃいました。

ディパーテッド』の時は、妙な七三ヘアーでどうしちゃったかと心配しましたが、『ザ・シューター』ではちゃんとイケてる髪型(というか、これがフツーよね)に戻っていたので安心です。


Shooter3
『ディパーテッド』の時、この髪型はヤバいでしょ。


Shooter2
やっぱ、こうでなくっちゃ!


スワガーのサポートとして活躍するFBI新人捜査官メンフィス役にマイケル・ペーニャ。
彼はここ数年、ちょい役から徐々に主役に近い脇役として大作に出ている注目株です。ちょっと挙げると……『クラッシュ』『ワールド・トレード・センター』『バベル』『ミリオンダラー・ベイビー』などなど。顔からすると、ヒスパニック系かな、それともネイティブ・アメリカンの血が入っているのかな? 一度見たら忘れられない顔ですね。

Shooter4

そしてスワガーを陥れるジョンソン大佐にダニー・グローバー。
この人が悪役なんて珍しいですよね。『リーサル・ウエポン』シリーズはもちろんのこと、最近では『ドリームガールズ』でもいいおじいちゃん役でした。顔からしてとても温厚そうなんですが、本作ではけっこうな「悪人」です。葉巻くわえて「ぐわははは!」と笑うシーンがあるんですが、どうしても「いい人」に見えちゃったのは私だけ?(苦笑)アンソニー・ホプキンスぐらいの悪顔だったらより迫力あるんだろうけど(笑)

Shooter5
やっぱ、いい人にしか見えません(笑)


息つく暇もないほど、次から次へとドンパチ、カーアクションが繰り広げられます。
武器に興味がある男性には、特にオススメ。
笑顔のシーンは少ないですが、マーク・ウォールバーグの笑顔が好きな女性にもオススメです。


■ザ・シューター/極大射程(原題SHOOTER)
■2007年 アメリカ 125分
■監督:アントワーン・フークア
■主演:マーク・ウォールバーグ、マイケル・ペーニャ、ダニー・グローバーほか


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» 「ザ・シューター 極大射程」久々の娯楽大作、何も考えずに楽しめる [soramove]
「ザ・シューター 極大射程」★★★★オススメ  マーク・ウォルバーグ主演 アントワーン・フークア 監督、2007年、アメリカ(125分) 退役して山荘でのんびり暮らす主人公は 元海兵隊の名狙撃手。 政府の仕事を頼まれ、重い腰をあげるが、 それが政府内の...... [Read More]

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» ザ・シューター 極大射程 マーク・ウォールバーグ、なかなかかっこいい! [銅版画制作の日々]
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公開中の映画「ザ・シューター/極大射程」を観賞。監督はアントワーン・フークア、出演はマーク・ウォルバーグ、マイケル・ペーニャ、ダニー・グローバー、ケイト・マーラ 、イライアス・コティーズほか。勧善懲悪、リベンジアクション、孤高のマッスルヒーロー。新しさがないと... [Read More]

Tracked on Jun 19, 2007 at 10:26 AM

Comments

>Ariesさん
WOWOWのインタビュー有り難うです(^o^)
へぇ、へぇ、へぇ〜とたくさん膝を叩いてしまいました(笑)
俳優だけじゃなくプロデューサーまでやってるなんて、知りませんでした。ニューキッズの出世頭ですね。

Posted by: Boh | Jun 01, 2007 at 11:49 PM

Bohさんこんにちは、WOWOWのホームページを見ていたら偶然映画についてのインタビュー記事が載っていました、ちょっと長いかな?↓


マーク・ウォールバーグ
「ザ・シューター/極大射程」


+ あなたが演じた役スワガーは、とても魅力的な役だと感じました。勇気があり、自分の中の誓いや名誉の為に闘っている姿が素敵でした。あなたとスワガーの共通点はどんな所にあるでしょうか?
マーク・ウォールバーグ(以下M):僕は彼ほどタフでも賢くもないけど、彼のような男には憧れるよ。こんな素晴らしい役はスクリーンでは久しくなかったと思う。


+ スワガーのように、命をかけてでも守りたいと思うものはありますか?
M:家族だね。自分の子供。自分で自分を守れない弱いものを僕は守りたい。


+ あなたは94年に「勇気あるもの」でスクリーンデビューを果たしたわけですが、そもそも最初に映画や演技の世界に興味を持ったきっかけは何だったのですか?
M:その映画に出る前までは、演じることには興味がなかったんだ。でも、映画はずっと好きだったよ。よく父親と一緒に映画を観ていた。初めて劇場で観た映画は、チャールズ・ブロンソン主演の「ストリート・ファイター」なんだけど、昨日の事のように覚えているよ。僕は9人兄弟の末っ子なので、父が帰宅した時にいるのはたいてい兄弟の中で僕一人。だから映画にもよく連れて行ってもらったよ。その影響で映画はずっと好きだったけど、演技には興味がなかった。でもデビュー作「勇気あるもの」で、ペニー・マーシャルやダニー・デビートに出逢って、僕はこの職業以外は考えられなくなったんだ。


+ 演技のキャリアはどのようにスタートしたのでしょうか?
M:ペニー・マーシャルがきっかけだよ。ある時、“ペニーと会ってみないか”という話をもらったんだ。彼女のテレビ番組は小さい時からずっと観ていたし、彼女の大ファンだったから、是非会いたいと思い、会う事になったんだ。僕は彼女に会えるってことに興味があっただけで、映画に出演することには興味はなかったんだ。でも会ってみたら意気投合し、彼女にオーディションを受けるように言われたんだ。外に出ていくつかのシーンを撮り、その後また室内でもいくつかのシーンを撮影、そしてその後も数回オーディションを重ね、やっと役を手に入れたんだ。この経験が僕の気持ちを変えさせた。その時にはもう音楽を作りたいとは思わなくなっていて、映画を作りたいって思うようになっていたよ。


+ 映画業界の中で本格的にやっていこうと決意されたのはいつ頃でしょうか?
M:いつだろうな。僕にとっては“素敵な事故”のような出来事だったからね。興味がなかったのに、一歩足を踏み入れたら、自分にとって天職のように思え、全身全霊で打ち込まなくてはいけないと心から感じたんだ。


+ あなたの演じる役はどれも存在感があるものばかりだと思います。それはマーク・ウォールバーグという人間と演じる役が、織りなす相乗効果だと思うのですが、あなたにとっての演技の一番の魅力とは何ですか?
M:演技は僕に色んな世界を見せてくれた。様々な事を紹介してくれたんだ。今まで知らなかった事など、たくさんの事柄を学ぶ機会を僕に与えてくれ、導いてくれたんだ。僕にとっては素晴らしい探求となったよ。


+ 演技の瞬間が楽しいというよりは、プロセス、全てが楽しいということでしょうか?
M:う〜ん、確かに結構ハードではあると思うよ。俳優業の中では、他の作業に比べてそれほど好きになれないものもある。例えば、映画のプロモーションは、映画を作ることほどは好きになれない。でも、誇りに思える作品だとプロモーションもずっと楽にできるよね。今は、自分が観に行きたいと思うような作品にしか出演していないから、どの作品も誇りに思えるんだ。


+ 青春時代には、結構ワルだったという噂を聞きましたが、どのようにして更正されたのでしょう? 何かきっかけになるような出来事があったんですか?
M:いくつかあったよ。両親には善悪をきちんと教えてもらったのに、僕は悪い道へ逸れ、問題ばかり起こしていた。でもそれにより逆に自由が奪われたんだ。お袋の家で寝たり、お袋の手作りの料理を食べたりといったような、そんな普通の事が恋しくなった。そして自分がやってしまった事をとても反省したんだ。更正したいと思ったのさ。


+ 「勇気あるもの」の後も、着々と素晴らしい映画に出演され、力をつけていかれましたが、そんな中でも困難にぶちあたることもあったかと思います。今までぶちあたった困難の中で一番大きかったものはどんなものですか? また、それをどのように乗り越えていかれたのでしょうか?
M:闘いは、途絶えることがないんだ。正しい選択を常にしていけるかどうかが重要なんだと思う。良い役、自分に合った役を見極める事ができるかどうかポイントなんだ。僕は運良くずっとそれが出来てきたんだと思う。周りの人にも恵まれ、上手く手助けしてもらいながら、今までやってこられたんだ。才能ある人々と一緒に仕事ができ、それぞれの体験から多くのものを学んでくることができたよ。新しい環境に入る時は、そこから必ず何かを学ぼうという心構えでいるよ。役者として成長できるようにね。


+ あなたは俳優のみならず、プロデューサーもされていますね。あなたがプロデュースを手掛けているテレビ番組「Entourage」はゴールデン・グローブに3回もノミネートされているほどの作品でもあります。演技とプロデュース業というのは全く違うものであると思いますが、両方を経験されてみて学んだ事はどういったことですか?
M:仕組みを知るっていうのは、面白いよね。僕はずっと演技に集中してきたので、この業界に長年いながらも撮影セットにいる他の人がどのような役割を果たしていたのかよく分からずにきてしまったんだ。でもプロデュース業をしてからは、映画やテレビ作りの裏にある、演技以外のプロセスやビジネスについて学ぶことができたんだ。面白いよ。でも、役者業よりプロデューサーの方がラクだよ。


+ そうなんですか?
M:今のところはね。簡単だよ。役者の場合はロケ地に5ヶ月もいて1日15時間も仕事をしなきゃいけないからね。


+ でも、プロデューサーは様々なことの責任がありますし…
M:プロデューサー業の場合、細かい事は誰かがやってくれるんだ。僕は気楽なもんさ。


+ では、演技をしているほうが好きだということでしょうか?
M:うん。


+ 今まで多くの才能ある方々とお仕事をされてきたと思いますが、自分のキャリアに影響を与えたり、自分の考え方などを変えるような出会いのようなものがあれば教えて下さい。
M:うん、常にあるよ。一緒に仕事をした人たちからは、常に学ばせて頂いているんだ。まだ公開されていない映画「We Own The Night」では、僕の父役をロバート・デュバル氏が演じたんだけど、彼からは本当にたくさんの事を学んだよ。僕にとっては毎回が学びの体験なんだ。毎回、常に新しい探求ができるんだ。


+ この映画ではいかがでしたか?
M:この映画でもたくさんの事を学んだよ。中でも厳しい軍事トレーニングは印象に残る体験となった。人の殺し方、生かし方など、実生活ではまるで役に立たない事を学べたさ。


+ 彼の気持ちは理解できましたか?
M:もちろん、もちろんさ。そういった知識を植え込まれながら、その狭間でジレンマに陥り、憤りを感じていく彼の気持ちは理解できたよ。


+ あなたのモットーは何ですか?
M:生きて、愛して。映画では“急がば回れ”がモットーだったけどね。


+ 最後にWOWOW視聴者へメッセージをお願いします。
M:WOWOWの皆さん、マーク・ウォールバーグです。「ザ・シューター」面白いので、是非ご覧下さい。


 
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Posted by: Aries | May 25, 2007 at 08:48 PM

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