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February 2008

Feb 29, 2008

40年の歴史に幕を閉じる【ニューラインシネマ】

どこの業界でも、吸収合併が繰り返され、ある程度の力を持った企業のみが残っていく…これは資本主義社会において仕方ないことなのですが、ここにまた一つ、歴史ある会社がなくなることになりました。

『ロード・オブ・ザ・リング』3部作で全世界興行収入110億ドル(っていくら?)を記録した、ニューラインシネマが2月28日、ワーナー・ブラザーズに吸収されたそうです。

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1967年、ボブ・シェイとマイケル・リンによって設立された独立系製作会社だったニューラインは、94年タイム・ワーナーに買収されましたが、運営は独立した形をとっていたそうです。

タイム・ワーナー側は、

「ニューラインは、これまでよりは小規模の作品を扱うことになるが、実質的にはワーナーが運営する。海外からの収益の重要性が上がっているので、ニューラインの作品をワーナーの海外配給網を利用するほうが理にかなっている」

とのこと。
ま、大人の裏事情はよくわかりませんが、アメリカを代表するインディペンデント系製作会社が40年の歴史に幕を閉じたということだけはたしかです。

これが良いこのなのか、悲しいことなのか……。

個人的にはアメリカ映画界のインディペンデント映画の力が弱まってしまうのでは…と懸念せずにはいられません。

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Feb 28, 2008

終わりよければ全て良し、となるか?【エディソン・チャン】

わいせつ画像事件で、香港芸能界からの引退を表明したエディソン・チャン。
逃亡中(?)ハリウッドでカメラテストを受けていたそうです。
バットマンシリーズ最新作『ザ・ダーク・ナイト』に警察官役でちょい出演をしているそうですが、シリーズ続編が製作された場合、エディソンの役柄はもっと重要なものになる、と関係者が言っているとかいないとか…(苦笑)


今回の写真流出事件が大事になってから、香港では大変なことになっていますが、徐々に流れてくるニュースでは、エディソンのハリウッド進出が本格的になっているようで、流れとしては良い方に向かっているのかしら?? と思ってしまうのですが、実際のところはどうなんでしょう。


今朝(2/28)の「とくダネ」では、香港の子供たちの間で、今回の流出写真をコレクトするのが流行っていると報じられていました。さらに、流出画像と同じポーズをとって写真を撮る子供までいるとか……。

私も数枚ですが流出されたという写真画像をネットで見ましたが、どう考えても子供が目にして良いものではありません。
確かに、エディソンが行った行為は、あくまでも個人的なものかもしれませんが、結果として世間を騒がせ、未成年者に悪影響を及ぼしていることだけは確かです。

彼が香港芸能界を引退すれば済む、という問題でもなくなっているようです。
実際、交際相手とされる女優、歌手、アイドルたちにも悪影響が広がっているようで、交際相手の一人とされたアイドルTWINSのジリアン・チョンは、北京オリンピックの舞台からおろされてしまったそうです。
セシリア・チャンも夫ニコラス・ツェーと離婚間近と報じられているし…。

もうしばらく、この騒動は続きそうです。

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Feb 27, 2008

訃報・ジャッキーの父

アジアの大スター、成龍ことジャッキー・チェンのお父さんが2月26日前立腺がんのために、93歳で亡くなられました。

ジャッキーのお父さん、フォン・ダオロン(房道龍)さんは中国本土の方で、第二次世界大戦中は国民党のスパイとして活動されていたそうです。
戦後、共産党と国民党の内戦を避けるため、家族と離ればなれになり香港に移りました。
そこで、新たに結婚し、生まれた子供がジャッキー・チェン。

お父さんには本国にもう一つの家族があり、その家族を訪ねるドキュメンタリー映画「失われた龍の系譜」が2003年に公開されました。(このブログでも紹介してます


ジャッキーは映画『新宿事件』の撮影中で、お父さんの元に駆けつけることができなかったそうです。

偉大なる龍の父、フォン・ダオロンさんのご冥福をお祈りいたします。

失われた龍の系譜失われた龍の系譜
ドキュメンタリー映画 フォン・ダオロン ジャッキー・チェン


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Feb 26, 2008

工藤夕貴再び【The Limits of Control(原題)】

工藤夕貴、永瀬正敏がジム・ジャームッシュ監督の『ミステリー・トレイン』に出演したのが、今から19年前の1989年。あの当時、ジム・ジャームッシュといえば新進気鋭の若手監督の一人でしたが、今ではすっかり巨匠の一人。

一方、工藤夕貴は一時活動の拠点をアメリカに移し『ヒマラヤ杉に降る雪』『SAYURI』などのハリウッド映画に出演し、着実に実力をつけています。


その工藤夕貴とジム・ジャームッシュが再びタッグを組むのが『The Limits of Control(原題)』。
残念ながら主演ではなさそうですが、共演者には『モーターサイクル・ダイアリーズ』のガエル・ガルシア・ベルナル、ジム・ジャームッシュ映画常連のビル・マーレー、先日助演女優賞でオスカーを受賞したティルダ・スウィントンと、個性的な俳優陣が名を連ねています。


舞台はスペイン。
違法な仕事をしていた過去を持つ、一匹狼の話だそうです。

ジム・ジャームッシュファンとしては、今から日本公開が楽しみです。
主演はビル・マーレーだといいなぁ。


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Feb 25, 2008

この人でキマリ!【第80回アカデミー賞】

第80回アカデミー賞授賞式が無事終わりました。
一時は、脚本家協会ストライキのため、授賞式が開催されるか危ぶまれましたが、本当によかったです。

大半の予想通りの結果でしたが、一応おさらいしておきましょう。

★主演男優賞…ダニエル・デイ・ルイス(ゼア・ウィル・ビー・ブラッド)
★主演女優賞…マリオン・コティヤール(エディット・ピアフ〜愛の賛歌〜)
★助演男優賞…ハビエル・バルデム(ノーカントリー)
★助演女優賞…ティルダ・スゥイントン(フィクサー)
★監督賞…ジョエンル、イーサン・コーエン兄弟(ノーカントリー)
★作品賞…ノーカントリー

★脚本賞…JUNO/ジュノ
★脚色賞…ノーカントリー
★撮影賞…ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
★編集賞…ボーン・アルティメイタム
★美術賞…スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
★衣装デザイン賞…エリザベス:ゴールデン・エイジ
★メイクアップ賞…エディット・ピアフ〜愛の賛歌〜
★作曲賞…つぐない
★歌曲賞…Once ダブリンの街角で
★録音賞…ボーン・アルティメイタム
★音響編集賞…ボーン・アルティメイタム
★視覚効果賞…ライラの冒険 黄金の羅針盤
★長編アニメ映画賞…レミーのおいしいレストラン
★外国語映画賞…ヒトラーの贋札
★長編ドキュメンタリー賞…『闇』へ
★短編ドキュメンタリー賞…フリーヘルド(原題)
★短編アニメ映画賞…ピーター&ザ・ウルフ(原題)
★短編実写映画賞…ザ・モザート・オブ・ビックポケッツ(原題)


主立った主演男優、女優、助演男優、女優が全員、非アメリカ人といのは43年ぶりだとか。
ダニエル・デイ・ルイスとティルダ・スゥイントン がイギリス人。
マリオン・コティヤールがフランス人。
ハビエル・バルデムがスペイン人。

個人的に注目していたハビエル・バルデムが受賞したのと、かつてデレク・ジャーマンのミューズだったティルダ・スウィントンが受賞したのは、デレクファンの私にとって、とても嬉しいニュースでした。

オスカー、益々マイナー路線になりますね(笑)
毎年、授賞式の視聴率が低下しているそうです。
アメリカ人、ハリウッド系のド派手な映画が好きだからね(苦笑)

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Feb 24, 2008

祝受賞!リンジー&エディ【第28回ラジー賞】

第28回ゴールデン・ラズベリー賞がこの度発表されました。

不名誉ある最不優秀賞を受賞されたのは…

★最低作品賞:“I Know Who Killed Me”
★最低主演男優賞:エディ・マーフィ 『マッド・ファット・ワイフ』
★最低主演女優賞:リンジー・ローハン “I Know Who Killed Me”
         Aubrey役とDakota役でダブル受賞
★最低助演男優賞:エディ・マーフィ (Mr.Wong役)『マッド・ファット・ワイフ』
★最低助演女優賞:エディ・マーフィ (Rasputia役)『マッド・ファット・ワイフ』
★最低スクリーン・カップル賞:リンジー・ローハン(2役)“I Know Who Killed Me”


エディ・マーフィーは昨年オスカーの助演男優賞にノミネートされたのに、今年はいきなりラジー賞とは…この落差は何なんでしょう(苦笑)

リンジーも、ブリちゃんに負けず劣らずスキャンダルで名をはせています。
もっといいニュースで名前が挙がればいいのに…。


本家本元アカデミー賞発表は24日(日本時間25日)。
浅野忠信主演「Mongol」が受賞なるかどうか、気になります!

ちなみに、下馬評ではコーエン兄弟の『ノーカントリー』が有力だそうです。
個人的には助演男優賞にノミネートされているスペインのハビエル・バルデムを応援しています。
あのこゆい顔、一度見たら忘れません(苦笑)

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Feb 23, 2008

憧れの女性です【アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生】

アニー・リーボヴィッツ、私の憧れの女性です。
もともとポートレートに興味があり、ブルース・ウェーバーやロバート・メイプルソープ、ピエール&ジルが大好きで90年代はエキシビジョンなどよく見に行っていました。

1995年、新宿の三越美術館で開催された「アニー・リーボヴィッツ写真展」はとても印象深いエキシビジョンでした。あれだけの作品を一度に堪能できたのは最初で最後。もう東京で、大規模な写真展はなかなか開催できないのでしょうか…残念でなりません。


最近は、ルイ・ヴィトンの広告写真。
「旅」というテーマでゴルバチョフ元書記長、カトリーヌ・ドヌーヴ、テニスプレーヤーのアガシの写真が本当にステキでした。アニー独特の色の配色、写真の構造がとても好きです。理屈ではなく、私のフィーリングに合う、とでもいいましょうか…。


大好きなアニー・リーボヴィッツのドキュメンタリーフィルムが日本で公開されるのを知ったのが去年の秋。それ以来、この映画の公開をどれだけ待ち望んだことか…。写真という作品だけではなく、アニーの「ナマの声」「生き様」「仕事をする姿」を見ることができるなんて、嬉しいという言葉では言い表せないくらいコーフンしました。

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アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生

監督・制作はアニーの実妹バーバラ・リーボヴィッツ。
彼女自身もドキュメンタリーフィルムの制作者として、数多くの賞を受賞しています。

実の妹が姉、アニーをどう捕らえるのか…。
妹だからこそ見せる、アニーの素顔をたくさん垣間見ることの出来る貴重な映画です。


創刊まもない「Rolling Stone誌」のカバー写真を撮ったり、ロックスターの密着取材でツアーに参加したり、60、70年代のロックが一番パワフルでキケンな時代をサバイブしたアニー・リーボヴィッツ。
ストーンズのツアーに参加し、ドラッグ中毒になり、更正して社会復帰したという話はあまりにも有名。それだけミュージシャンたちに密着することで、アニーの存在はその場の空気となり、シャッターを切る音すら、彼らにとって「空気」のような存在になってしまう。だからこそ、ミュージシャンたちの自然な姿を撮ることができるのです。

この映画では、アニーの被写体となったセレブが数多く出演しています。
ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ヒラリー・クリントン、アーノルド・シュワルツネッガー、オノ・ヨーコ、パティ・スミス、ベット・ミドラー、ミハエル・バジリニコフ……。

彼らは一様にアニーのすばらしさを、アニーでなければ撮れない、その作品の被写体になったことが名誉であり、誇りであると語っています。


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そんなアニーが有名になったのは、なんといってもジョン・レノンの最後の写真。
ジョンの2枚目のベストアルバムのジャケット写真として撮影されたのは、ジョンが暗殺された日の朝。つまり1980年12月8日。その数時間後にジョン・レノンは自宅前で射殺されました。

裸のジョンが、服を着たヨーコにまるで母親にすがるようにしがみついている写真です。

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オノ・ヨーコは、この撮影についてこう語っていました。
「アニーだからこそ、ジョンはここまで素顔をさらけだした」と…。


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また、このフィルムではアニーのプライベートについても描かれています。
彼女のパートナーであり、「アメリカの知性」と呼ばれたスーザン・ソンタグ。
写真、美術、映画、文学、政治と幅広い評論活動をしたソンタグは、アニーにとってパートナーであり師匠でもあったそうです。
それまで、仕事として有名人(セレブ)ばかりを被写体としていたアニーは、原点に返りたいと思っていたそうです。

1993年、ソンタグと戦火のサラエボに行ったアニーは原点に戻り、小さなカメラを片手に、そこで起きている現実、悲劇をカメラにおさめました。このことは彼女の創作活動においてターニングポイントになったと、インタビューで答えています。


今もなお写真家として頂点を極めるアニー・リーボヴィッツの素顔を見ることができる貴重なドキュメンタリーフィルムです。

ぜひ、アニー・リーボヴィッツに興味がある方、もしくはアニーが撮った作品に興味がある方は、劇場に足を運んでみてください。


■アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生(原題:ANNIE LEIBOVITZ: LIFE THROUGH A LENS)
■2007年 アメリカ 83分
■監督・制作:バーバラ・リーボヴィッツ


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Feb 22, 2008

AKIRA実写版始動!【AKIRA】

大友克洋といえば一種神様的扱いをされるほど、日本の漫画界において絶大な人気を誇る漫画家の一人です。
なんといっても『AKIRA』。実際読んだことはなくとも、タイトル名ぐらいは聞いたことがある、という人はけっこういるんじゃないかな?

AKIRA公式サイト(バンダイビジュアル)


1982年、ヤンマガで連載がはじまり、単行本は全6巻。
1988年に東宝系でアニメ化され、2001年にはデジタルリマスター版がNYで公開。
日本のみならず、世界中にAKIRAマニアがいるわけです。むしろ国内より海外の方が人気すごいんじゃないでしょうか?(と、勝手な意見だけど)

どんなストーリーかなんて、かいつまんでとてもじゃないけど書けません。
あまりにも壮大すぎるから。

そのAKIRAが、2009年ハリウッドにて映画化されることが決まりました。
監督がルアイリ・ロビンソン。ちょっとネットで検索しましたがCM畑の人であるということ以外、情報がありませんでした。その代わり、出演者にレオナルド・ディカプリオの名前が!!


原作では88年、関東地区に新型爆弾が使用され第三次世界大戦が勃発。それから31年後のネオ東京が舞台。
実写版では舞台を東京からNYに移すそうです。
つまり、原作に登場するキャラたちは、すべてアメリカ人になるわけね。
誰が金田をやるのか、大佐をやるのか、鉄雄をやるのか…ファンとしては気になるところですが(苦笑)
主演のレオ様は、当然金田(に準ずる役)をやると考えていいのでしょうか???

浦沢直樹の『20世紀少年』も実写化され全世界公開されるそうですし、『ドラゴン・ボール』もハリウッドで実写化されるし、日本の漫画はすごいことになっているんですね。

素晴らしい原作のイメージを壊さぬよう、むしろ原作を上回るような素晴らしい映画化を期待せずにはいられません。

Akira (Part1)Akira (Part1)
大友 克洋


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エディソン・チャン引退?!

あまり良いニュースではなかったので積極的にフォローしてこなかったんですが、とうとう最悪の事態になってしまったようです。

ここ一ヶ月近く、ネットニュースなどで頻繁に出てくのが「わいせつ写真ネット流出事件」。
俳優のエディソン・チャンが所有するパソコンを修理に出したところ、そのPCに保存されていた「わいせつ写真」が流出してしまった、というもの。

いろいろ検索すると、どのような写真かを見ることができました。
確かに…あれはマズイでしょう。

香港アイドルTWINジリアン・チョン、ニコラス・ツェーの奥さんセシリア・チャン、その他エディソンと交際していたとされる女性の写真がわんさか出てきたそうです。

エディソン本人は、この事件が発覚してからアメリカに高飛びし沈黙を守ってきましたが、あまりにも世間で大騒ぎになったため、これ以上逃げていられない、と香港に戻り2月21日記者会見を開きました。

そこでエディソンは、写真は全て自分が撮ったものだと認め、一切の責任を負うとともに芸能界を引退すると発表したそうです。

まだ28歳のエディソン。日本にも数多くのファンがいます。
『インファナル・アフェア』で若き日のアンディ・ラウを演じたことから人気が出ました。その他にも『同じ月を見ている』(05)では窪塚洋介と共演、『頭文字D THE MOVIE』(05)では鈴木杏と共演、日本にも数多くのエディソンファンがいます。

本当に引退しちゃうんでしょうか?
レスリー・チャンみたいに「芸能界引退」宣言したのち、また復活なんてことはないのでしょうか?

確かにやってしまったことは社会的に大きな問題でしょうが、それで引退してしまうとは、とても残念で仕方ありません。

【追伸】
その後の報道で、香港以外の地域で芸能活動をするらしい、と報じられました。
台湾とか、中国本土とか、アメリカとか…。
なるほど、抜け道はいくらでもあるということね(笑)


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無賃世界旅行【ジャンパー】

アナキン・スカイウォーカーことダースベーダーで一躍スターになった
ヘイデン・クリステンセン最新作『ジャンパー』を見てきました。

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【ストーリー】
ミシガン州の田舎で育った少年デヴィッド(ヘイデン・クリステンセン)は、5歳の時に母が突然家を出てしまい、それ以来人が変わってしまった父と二人暮らし。
ある日、自分にテレポーテーションという超能力が備わっていることに気づいたデヴィッドは、父の元を去りNYへ。
まず彼が“ジャンプ”した先は、銀行の金庫の中。
そこでしこたま金をせしめたデヴィッドは、NYで豪華マンションに暮らし、気の向くまま世界中を“ジャンプ”してまわる優雅な生活を送っていた。

しかしそんな夢のような暮らしがいつまでも続くわけではない。
はるか昔、中世の頃からこのような“ジャンパー”たちを「この世にあってはいけない者」とし、“ジャンパー狩り”をしているパラディンという集団から、命を狙われるようになる。
パラディンは“ジャンパー”を捕獲するための特殊武器を使って、次々と彼らを捕獲し、殺害していく。

デヴィッドの命を狙うパラディンのローランド(サミュエル・L・ジャクソン)と、デヴィッドと同じ“ジャンパー”で10年以上ローランドと戦っているグリフィン(ジェイミー・ベル)、そしてデヴィッドのウィークポイントでるがゆえ、ローランドに命を狙われる女性ミリー(レイチェル・ビルソン)。そして5歳の時に姿を消した母親メアリー(ダイアン・レイン)の正体は?

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物語の設定はとても面白いんです。
デヴィッドが瞬時に好きなところへどんどん“飛んで”行きます。
ロンドンで女をナンパしたかと思えば、ハワイでサーフィン、エジプトのソフィンクスのアタマの上で日光浴。金は湯水の如く使いまくり(盗みまくり?)、見てて本当に羨ましい限りの生活です。
一番の見所は“ジャンプ”つまりテレポートするシーンは見事。
主人公はめまぐるしく“ジャンプ”し、物語も同じようにめまぐるしく展開していきます。

しかし、ストーリー的にはかなりショボい感じが否めませんでした。
“ジャンパー”と“パラディン”との戦いも、何故戦わなければならないのか、という基本的なところが旨く描かれておらず、単なる追っかけこ状態。ローランドとの決着もついたのか、つかないのかよくわからず。これは続編が企画されてるんでしょうか?


肝心の母親メアリーとデヴィッド、そしてパラディンの関係も、あやふやなままでスッキリしない終わり方でした。


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劇場、テレビで放送されるトレーラーを見るだけで充分かも(苦笑)
見所ある映像は、ほとんどトレーラーに収まっちゃっているのが残念でした。


世界中を瞬時に飛び回る“ジャンパー”は東京にも来ました。
銀座の地下道を歩き、4丁目の三越前に出てきたと思ったら、次の瞬間渋谷のTSUTAYA前。
交差点を渡った向こう側はまた銀座。
これは“ジャンプ”したのではなく、日本人以外は東京を知らないから、渋谷と銀座をごちゃまぜにしてもわからないだろう、ということでしょう。外国で有名な東京の映像というと、銀座と渋谷? 秋葉原もクルマでぶっ飛ばしてましたけど。
いかにも「東京」とわかる地域でロケし、つなぎ合わせたもので、東京在住の者からすれば、ものすごく違和感を感じたのですが(笑)

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もう一人の“ジャンパー”グリフィンを演じるのは『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル。
あの小さな男の子が、立派な大人になっちゃって…からだはおっきくなったけど、顔はあまりかわってなくカワイイままでした(笑)


そこそこ映画は楽しめました。
帰り道、「もし自分にテレポーテーション能力があったら」といろんな妄想ができて楽しかったです。
私だったら、ロンドン、パリ、NYへ行きまくり、土地土地の銀行へ寄っては、ちょこっとだけお金を拝借し、おいしいものを沢山食べ、飲み、気ままな生活がしたいなぁ〜なんてね。
デヴィッドみたいに、派手に大金盗むと足がつきそうなので、少額ずつ…とセコイことを考えながら帰路に就きました(笑)


■ジャンパー(原題:JUNPER)
■2007年 アメリカ
■監督:ダグ・リーマン
■出演:ヘイデン・クリステンセン、ジェイミー・ベル、サミュエル・L・ジャクソン、ダイアン・レイン


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Feb 21, 2008

アナタの清き一票を!【映画館大賞】

本屋さんが選ぶ「本屋大賞」の映画版?
映画館大賞なるものがあったのをご存知でした?
すいません、私は知りませんでした(苦笑)
今年から始まったんだそうです。

映画館大賞公式サイト

映画を見ている「私たち」が投票できる賞だそうです。
2006〜07年の間に公開された映画の出演者(候補者15名)
の中からグランプリを選ぶそうです。

【候補者】
蒼井優
阿部寛
伊勢谷友介
瑛太
大森南朋
小栗旬
オダギリジョー
香川照之
加瀬亮
加藤ローザ
沢尻エリカ
豊川悦司
堀北真希
松山ケンイチ
宮﨑あおい

見事グランプリに選ばれた方は、ポレポレ東中野で
特集上映をするそうです。

投票方法は、下記の3通り。
アナタが投票したい俳優名を記入し、応募するだけ。カンタン!
応募は一人一通のみ。

1.メール(eigakantaisho@gmail.com)

2.FAX(03-3371-0088 平日12:00〜17:00)でも応募可能だそうです。

3.全国各地の映画館に応募用紙があるそうです。そこでも応募できるようです。

ネット、FAX、応募用紙。
いろんなツールで応募できるんですね。

投票期間は2月上旬〜4月15日
結果は5月下旬にて映画館大賞公式サイトで発表されます。

興味あるかたはぜひ投票してみてください。
私も早速投票してみます。
誰にしよーかなー。

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日本版ラジー賞【文春きいちご賞】

毎年恒例、週刊文春による日本で公開された映画
駄作ベスト10が発表されました。
ハリウッドのラジー賞ことゴールデンラズベリー賞
を日本語にして「きいちご賞」、このネーミング笑えます。

【文春きいちご賞】

1位 蒼き狼 地果て海尽きるまで
2位 恋空
3位 ラストラブ
4位 愛の流刑地
5位 監督・ばんざい
6位 どろろ
7位 西遊記
8位 俺は、君のためにこそ死ににいく
8位 HERO
9位 インランド・エンパイア
10位 殯(もがり)の森


で、このランキングのうち不覚にも私が見てしまったのが
1位、6位、8位両作品…けっこう多いです(苦笑)
でもやっぱり1位「蒼き狼」に勝るものはありません。
誰が見ても、ヘンだもん、日本語しゃべりまくるチンギス・ハーンは。
8位の「俺きみ」も実に痛い映画でした。
21世紀の石原裕次郎という冠が、かえって彼の成長の妨げに
なっているんじゃないかと思われる徳重聡。
デビューからもう8年。そろそろ飛躍してもいいんじゃないかな。
石原軍団という大きな傘の内側だけでなく、外にでて
羽ばたいて貰いたいものです。


2月23日は本家本元ラジー賞発表。
今年はどんな作品がとるのか楽しみです。
個人的に受賞期待しているのはワースト主演男優賞に
「ゴーストライダー」のニコラス・ケイジ。
あの髪型には笑いました。
モト冬樹の「ヅラ刑事」と同じじゃん(爆)

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Feb 08, 2008

男と男のガチンコ勝負!【アメリカン・ギャングスター】

男と男のガチンコ勝負!
熱い映画を久しぶりに見ました。
オスカー俳優デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウ共演「アメリカン・ギャングスター」。
監督は男気溢れる作品を数多く手がけてきたリドリー・スコット。
 
1970年代、アメリカNYを舞台にした伝説のギャング、フランク・ルーカスと彼を追う麻薬取締官リッチー・ロバーツの物語。事実に基づいて描かれている映画です。

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【ストーリー】
1970年代、ハーレムの黒人に慕われていたギャング王の運転手兼ボディーガードをしていたフランク(デンゼル・ワシントン)は、ボスの亡き後、その地位を受け継ぐべく着々と準備をしていた。当時のNYは、警察官が押収した麻薬が、警察官の手によって街にバラまかれていた。
それまでの黒人たちは、白人(イタリアン・マフィア)に使われる存在だった。
そこでフランクが考え出したのは、純度の高い麻薬を、東南アジアから仲介業者を入れずに直接麻薬を取引する、という当時では前代未聞のことを大胆にもやりとげ、一代にして麻薬王として街に君臨する。


その麻薬王を演じるのがデンゼル・ワシントン。
どう見ても、ガラが悪そうなのはラッセル・クロウの方なのだが、一応正義を貫き通す麻薬捜査官がラッセル・クロウなのである!
その配役のギャップが、この映画をより面白いものにしています。

普段は質素な生活をしているフランク・ルーカス。
ビシっとスーツを着こなし、まるで堅気の実業家にしか見えません。
実際のフランク・ルーカスも、そのような生活を送っていたそうです。
決して派手な振る舞いはしなかったからこそ、長いこと捜査の対象にならなかったのに、たまたま妻がプレゼントしてくれたド派手な毛皮のコートを着て、アリのボクシングの試合を観戦に行ったことで、リッチーの目にとまってしまい、それが捜査の足がかりになってしまいました。
この演出が実話に基づいているのかどうかわかりませんが、堅実そうでいい人にしか見えないデンゼル・ワシントンだからこそ、成り立つシーンだったのでしょう。


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329107view005アナタの方がギャングに見えます(笑)


実際、リッチーとフランクの直接対決というのは、最後の最後になるのですが、水面下で繰り広げられる捜査官と麻薬王の戦いは、手に汗握る緊張感みなぎるものがありました。
157分という長時間、一時たりとも気を休めるシーンはありません。
派手なドンパチ、カーアクションだけで、ゴリ押しのようにストーリーを進めるギャング映画が多い中、静かなる緊張感でここまで盛り上がる作品は、ここ数年なかったのでは?

決してデート向きではありませんが、じっくり、たっぷり男気を満喫できる映画です。

やっぱり、デンゼル・ワシントンはかっくいい!
(役は)悪者なんだけど、彼の笑顔はサイコーです。
そんなデンゼル・ワシントンが演じるギャング、ぜひ見てみてください。

■アメリカン・ギャングスター(原題American Gangster)
■アメリカ 157分
■監督:リドリー・スコット
■出演:デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ、キウェテル・イジョフォー

アメリカン・ギャングスター (ソフトバンク文庫 サ 1-1)アメリカン・ギャングスター (ソフトバンク文庫 サ 1-1)
スティーヴン・ザイリアン 山下 慧


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