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March 2008

Mar 31, 2008

3兄弟絆探しの旅【ダージリン急行】

ウェス・アンダーソン。
名前だけで見に行く監督の一人です。
かなり好き、とても好き、めちゃくちゃ好きな監督です。

ロイヤル・テネンバウムス」でやられました。
次の「ライフ・アクアティック」で撃沈。
一生着いていきます! と心に誓いました(笑)

そんなウェス・アンダーソン最新作「ダージリン急行
劇場予告からして妙ちくりんな雰囲気をおもいっきり醸し出していた映画でした。


Darjeeling_1_1b


【ストーリー】
父の死をきっかけに疎遠になっていたホイットマン家3兄弟。
バイクの事故で九死に一生を得た兄フランシス(オーウェン・ウィルソン)は、兄弟の絆を取り戻すため、次男ピーター(エイドリアン・ブロディ)と末っ子ジャック(ジェイソン・シュワルツマン)を呼び寄せ、インド横断列車の旅にでます。
イヤイヤ付き合う次男と末っ子。
しかも3人ともキョーレツなキャラの持ち主です。
長男はコントロールマニア。それぞれの行動から食事のメニューまで勝手に決めてしまいます。
次男は子供ができたことで妻と離婚しようかと悩む神経質男。
末っ子は頑固な作家。
一度壊れた絆を取り戻すのは、そうカンタンなことではありません。
旅の途中、3人の目に余る悪行から列車を放り出されたり、川に流された子供を助けたり、一度は帰るつもりで空港まで行ったのに、やっぱりインド奥地で尼さんになっているお母さん(アンジェリカ・ヒューストン)に会いに行ったりと、かなりムチャクチャなロード・ムービー。


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スピリチュアル珍道中


ウェス・アンダーソンの作品をご覧になった方はおわかりかと思いますが、この人の作品は実に不思議な雰囲気があります。
決してテンションが高くならない、まったりとした、それでいてところどころクスっと笑わせる要素満載。
たとえて言うなら堤幸彦的笑いとでもいいましょうか(笑)かなりボディーブロー的な笑いが押し寄せてきます。

また、この3兄弟のバカっぷりも見物です。
久々、こういう兄弟げんかを見ました(笑)
いい大人なのに、誰一人大人になりきれない。
偉大な(?)父の呪縛から逃れることができず、強烈な母の愛を受けることができず、屈折した家庭で育つと、こんな大人に成っちゃうんだという良い例かもしれません(笑)
少しずつ家族の絆を取り戻していくところで、ちょっとホロっとさせられたり。
やっぱり、ウェス・アンダーソンはサイコーですわ!
カメオ出演のビル・マーレーも最高です。
あれだけのチョイ役であのインパクト。さすがです。


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迫力ある母さんです!

ちなみに、劇中に出てくる大量のトランク。
これが動物柄のめちゃかわいいトランクなんですが、ルイ・ヴィトンのマーク・ジェイコブスがデザインしたそうです。
お値段高いだろうけど、欲しぃわぁ!

兄弟が乗るダージリン急行も、象さんやトラさんのかわいいペイントが施されていて、こういう列車なら乗りたいかも! と思わせるほど。
実際、撮影には1台の列車を借り切って、撮影隊全員乗り込んでインド北西部の砂漠地帯を走ったそうです。

脚本を手がけたのは、監督のウェス・アンダーソンの他、巨匠フランシス・フォード・コッポラの息子、ロマン・コッポラと末っ子役のジェイソン・シュワルツマン。この作品は、実際3人がインド旅行をした経験から基づいているんだそうです。一体どんな旅をして、こんなおかしな映画をつくりあげたんでしょう。すごく興味があります。

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本編上映前にジェイソン・シュワルツマンとナタリー・ポートマンの『ホテル・シュヴァリエ』という短編が上映されます。
これも本編に絡んでくる話なので、お見逃し無く!


個人的には、上半期ベスト5に入れたいぐらいのヒット作なんですけど、劇場はガラガラ。
平日最終回だったのですが、40人ぐらいしか人がいなくて…なんでだろう??
人気ないのかなぁ、すごくオススメなんですけど。

■ダージリン急行(原題:THE DARJEELING LIMITED)
■監督:ウェス・アンダーソン
■出演:オーウェン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディ、ジェイソン・シュワルツマン、アンジェリカ・ヒューストン、ビル・マーレーほか
■2007年 アメリカ 91分


「ダージリン急行」オリジナル・サウンドトラック「ダージリン急行」オリジナル・サウンドトラック
サントラ ジョフール・シーク・テンプル・コングリゲーション キショレ・クマール


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ライフ・アクアティックライフ・アクアティック
ビル・マーレイ. オーウェン・ウィルソン. ケイト・ブランシェット. アンジェリカ・ヒューストン. ウィレム・デフォー ウェス・アンダーソン


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ザ・ロイヤル・テネンバウムズザ・ロイヤル・テネンバウムズ
ジーン・ハックマン. アンジェリカ・ヒューストン. ベン・スティラー. グウィネス・パルトロウ. ルーク・ウィルソン ウェス・アンダーソン


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Mar 25, 2008

タンタン主役決定!【タンタンの冒険旅行】

タンタンをご存知ですか?
ベルギー生まれの漫画家エルジェによって1920年より『20世紀子供新聞』に連載された、歴史ある大人気マンガの主人公です。
タンタンは少年ルポライター。愛犬スノーウィ(英語・日本語名、仏語はミルゥ)と一緒に暮らしています。親友のハドック船長、双子じゃないんだけどそっくりなインターポールの刑事デュポンさんとデュボンさん、天才科学者ビーカー教授など、お馴染みの登場人物たちが世界中をかけめぐり、事件を解決していく冒険活劇マンガです。

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、ヨーロッパではタンタンを知らない人はまずいない(といっても過言ではないはず!)

原作はフランス語ですが、現在日本語でも福音書館から24冊の絵本が発売されています。


さて、このタンタン。
何度か実写映像化されたり、アニメになったりしています。
もうだいぶ昔になりますが、池袋のとあるミニシアターのレイトショーで

「タンタンとトワゾンドール号の神秘」(1960)
「タンタンと水色のオレンジ」(1964)

というオリジナルストーリーの映画を見たことがあります(現在DVD発売中)
たしかこの時主役を演じたジャン・ピエール・タルボは、フランスの柔道選手とかで運動神経バツグン! 原作のタンタンのイメージを崩すことなく、クリンとした前髪のかっこいいタンタンでした。


実は、スティーヴン・スピルバーグは大のタンタン好きで、随分前から映画化を考えていたそうです。
wikiによればタンタンの映画化が難航していたため、その代案として「インディー・ジョーンズ」を作ったとか。たしかに同じ路線の話です。主人公が少年か、オッサンかの違いだけで(笑)


そのスピルバーグが、満を持してタンタン映画化権(フルデジタル3Dアニメ)を取得したというニュースが流れたのが2007年5月。それっきり話を聞かなくなってしまったので、また頓挫したのかと心配していたのですが、嬉しいニュースが入りました!


主役タンタンを演じるのは『ラブ・アクチュアリー』で母を無くし義父と生活をしていた男の子を演じたトーマス・サングスター君。


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ヒュー・グラントのいとこだって!


タンタンの親友ハドック船長を演じるのは、ROTLでゴラムを演じたアンディ・サーキス。


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あのブキミなゴラムから、ヒゲモジャのハドック船長…。
どんな船長になるのでしょう? ちょっと怖いけど(苦笑)

映画は3部作で、1作目メガホンをとるのがスピルバーグ。
2作目は「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソンだそうです。

なんと豪華は監督陣!
タンタンファンの私としては、映画の公開が今から楽しみです!


タンタンと水色のオレンジタンタンと水色のオレンジ
ジャン=ピエール・タルボ ジャン・ブイーズ フェリックス・フェルナンデス


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タンタンとトワゾンドール号の神秘タンタンとトワゾンドール号の神秘
ジャン=ピエール・タルボ ジョルジュ・ウィルソン ジョルジュ・ロリオット


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タンタンの冒険 DVD-BOXタンタンの冒険 DVD-BOX
草尾毅 内海賢二 永井一郎


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レッド・ラッカムの宝 (タンタンの冒険旅行 (4))レッド・ラッカムの宝 (タンタンの冒険旅行 (4))
エルジェ 川口 恵子


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Mar 24, 2008

そりゃホームレス王子だろ【ホームレス中学生】

お笑いコンビ、麒麟の田村裕著、200万部突破した『ホームレス中学生』が満を持して映画化されることが決まった、というニュースが先日流れました。
一体誰が“田村”をやるのかが気になるところ。
なにせ“田村”リアルに今現在、活躍中です。しかもあの顔です。
オリジナルに似ている俳優を使うんだったら、本人がやればいいし、それじゃリアルすぎて映画にならないだろうし……。

そんなこんなで決定したのが、王子スマイルWaTのメンバーでもある小池徹平くん。

えぇぇぇ! そこまで美化する?

そんな驚愕の悲鳴がアチコチから聞こえてきそうです。
何がどうなると、小池徹平になるんでしょう。
そこまで美化しなくてもいいんじゃないの?
小池くんに、ダンボール喰わせるんでしょうか?

記事によると…

映画化にあたり田村は、主人公の自分役を「小池(徹平)君に演じてもらいたい」とラブコールを送っていた。


あれだけ売れた本、書いたんだもんね。
それぐらい(自分を美化する)ご褒美をあげてもいいかもしれません。
ただ、小池くんファンはどう思うか(苦笑)

メガホンを撮るのは「奈緒子」「ロボコン」の古厩智之監督。
沖縄に、まきふん公園を再現したセットを組んで、撮影中だそうです。

ホームレス中学生ホームレス中学生
麒麟・田村裕


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Mar 22, 2008

一瞬パクリかと…【王妃の紋章】

「王妃の紋章」というタイトルを見て、一瞬かの有名コミック「王家の紋章」と思った人、ずいぶんいるんじゃないですか?(笑)かくいう私もその1人。えっ!?あのコミックが映画化されたの? と思いましたよ。

あの映画の邦題が「王妃の紋章」ねぇ…。
どうもパクリ臭さを感じてしまうのですが(苦笑)


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それはさておき、チャン・イーモウ監督最新作「王妃の紋章」見てきました。
お目当ては、私が愛してやまないチョウ・ユンファ様!!!

ハリウッドに活躍の場を移してからどうもパッとしないユンファ様。
「グリーン・デステニー」('00)のリー・ムーバイ役はむちゃくちゃかっこよかったですが、その後の「バレットモンク」('02)、「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」('07)はひどかった…。あのかっこいいユンファ様が、どーしてこんな役を?? とファンとしては理解不能な役ばかりだったここ数年ですが、やっと、ユンファ・ファンが満足できる映画でした!


【ストーリー】
紀元928年、中国史上最も贅を尽くしたとされる「唐王朝」。
栄華の頂点に君臨する王(チョウ・ユンファ)。しかしその妻であり王妃(コン・リー)は、義息子であり長男皇太子(リウ・イェ)と不倫関係にあった。王はそれを知りながら、王妃のために王自らが特別に配合した“薬”を毎刻ごとに飲ませていた。その薬とは…。
己の欲望を満たすため、王、王妃、皇太子、次男、三男、との間で繰り広げられる愛憎激。
〈菊の節句〉とも称される9月9日の重陽節には、王家一族全員集まり、永久の繁栄を祈る祝祭の日に、悲劇の幕があがるのでした。


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何はともあれ、すべてのものが黄金、黄金、黄金で目がチカチカします。
衣装も、セットも、鎧も、武器も全て黄金です。
すべてのものを、黄金にすることでその時代の繁栄ぶりを表しているのだと思いますが、それにしてもすごいです。映画のチラシによると、金の円柱600本、シルクの絨毯1000m、一面に敷き詰められた菊の花が300万本! 総制作費50億円。とても中国映画とは思えない破格の金額です。

特に目を引いたのが王妃、コン・リーさんのメイクです。
たとえが古くて申し訳ないのですが、「いけないルージュマジック」のころの、忌野清志郎&坂本龍一を彷彿とさせるような、または初期のテクノポップ(YMOとか)のようなメイクです。
クチビルにひかれたルージュも黄金。まばゆく光り輝くお顔でございます。


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このメイクに懐かしいモノを感じてしまうのです(笑)


そしてもう一つ。
後半の戦闘シーン。
これはまさに大きなスクリーンで見るための映像といっても過言ではありません。
もちろんCGを駆使してのことでしょうが、兵士の数の多さに圧倒されます。金の鎧に身を包んだ兵士たちと、銀の鎧に身を包んだ兵士たちが、真正面からぶつかり合う。それは文字で説明するのではなく、ぜひとも実際の映画をご覧になっていただきたいほど、迫力あるシーンです。


大勢の兵士が闘いをし、大勢の死骸に埋め尽くされた城内を、これまた大勢の召使い達が一斉に片付け、まるで「何事もなかったのような」静寂が訪れる…あのシーンを見たときには、鳥肌が立ちました。いくら中国、人口が多いからといってそこまでヤルとは(苦笑)


個人的には、久々勇ましいユンファ様、凛々しいユンファ様、実に威厳ある王様を演じられたユンファ様に大満足でした。こういう映画に出ているのに、どーしてジョン・ウーの「レッド・クリフ」を降板して「ドラゴンボール」の亀仙人をやるのかなぁ。そういう仕事のチョイスの仕方に、ファンとしては疑問を抱かずにはいられないのです。
もっとちゃんと仕事選んでくれ、ユンファ!


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凛々しいユンファさまに萌え〜

ちなみに…
私がこの映画を知ったのは、去年('07)お正月に行った香港で。
ちょうどその頃、この映画が公開されていました。
現地では広東語も北京語もわからないし、チャン・イーモウ監督作品だし、すぐ日本でも公開するだろう…と高をくくっていたのですが、まさか1年以上待たされるとは…。
ユンファ、コン・リー、ジェイ・チョウというビックネームにもかかわらず、やはり日本のマーケットは難しいのでしょうか。
関東(特に東京)での公開が、あまりメジャーではない劇場ばかりなのが気になります。
決してB級扱いの作品ではないので、ぜひぜひ、大きなスクリーンで見てください!


■王妃の紋章(原題:CURSE OF THE GOLDEN FLOWER/満城尽帯黄金甲)
■監督:チャン・イーモウ
■出演:チョウ・ユンファ、コン・リー、ジェイ・チョウ
■中国/香港 2006年 


カース・オブ・ザ・ゴールデン・フラワー/黄金甲カース・オブ・ザ・ゴールデン・フラワー/黄金甲
ジェイ・チョウ


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Curse of the Golden Flower [Original Motion Picture Soundtrack]Curse of the Golden Flower [Original Motion Picture Soundtrack]
Shigeru Umebayashi


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Mar 19, 2008

訃報:アンソニー・ミンゲラ監督

今朝(3/19)の朝刊を見て驚きました。
映画監督のアンソニー・ミンゲラ氏が54歳とう若さで死去されたそうです。

公式発表によると、扁桃腺にできたがん腫瘍を除去する手術を受けたが、術後出血を止めることができずお亡くなりになったそうです。

享年54歳。

若すぎます…。


日本で有名なのはオスカーを9部門の受賞した『イングリッシュ・ペイシェント』、『太陽がいっぱい』のリメイクとしてマット・デイモンが主演した『リプリー』、一番新しいところではジョージ・クルーニー主演『フィクサー』では製作総指揮として活躍されました。


個人的には、ミンゲラ氏初監督作品『愛しい人が眠るまで』という作品がとても好きでした。
恋人を亡くし、立ち直ることのできない女性の元に、死んだはずの恋人が幽霊として戻ってくる…というお話です。「ハリポタ」シリーズでProfスネイプでお馴染みのアラン・リックマンが幽霊役で出演しています。
これが本当にいいお話で…何度見ても泣けてしまいます。
できればDVDが欲しいのですが、人気がないためか未だDVD化されていないのが残念でなりません。


気になることは、遺作となるのでしょうか?
スカーレット・ヨハンソン監督デビュー作となる短編企画『New York, I Love You(原題)』に、ミンゲラ氏も監督・脚本で参加されていたそうです。氏のパートの撮影が終わっているかどうか、今のところ不明だそうです。

何よりも、氏のご冥福をお祈りいたします。


■アンソニー・ミンゲラ(1954年1月6日〜2008年3月18日)
イギリス出身の映画監督・脚本家・映画プロデューサー

イングリッシュ・ペイシェントイングリッシュ・ペイシェント
レイフ・ファインズ ジュリエット・ビノシュ クリスティン・スコット=トーマス


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こわれゆく世界の中でこわれゆく世界の中で
ジュード・ロウ.ジュリエット・ビノシュ.ロビン・ライト・ペン.マーティン・フリーマン.レイ・ウィンストン.ヴェラ・ファーミガ.ラフィ・ガヴロン.ポピー・ロジャース.ジュリエット・スティーヴンソン アンソニー・ミンゲラ


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コールドマウンテンコールドマウンテン
ジュード・ロウ ニコール・キッドマン レニー・ゼルウィガー


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リプリーリプリー
マット・デイモン アンソニー・ミンゲラ


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Mar 17, 2008

消したつもりが消されることに?【フィクサー】

ジョージ・クルーニーは「オーシャンズ」シリーズのような娯楽作品にも出れば、「グッドナイト&グッドラック」のような社会派の作品まで、幅広く活躍している俳優です。
個人的には、社会派ジョージの方が好きなんですが、本作「フィクサー」は、後者社会派ジョージの作品です。

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【ストーリー】
大手弁護士事務所に勤務するマイケル(ジョージ・クルーニー)は、“フィクサー”と呼ばれるトラブル・バスターを請け負っていた。
その弁護士事務所が抱える大企業の集団訴訟は、全米そ騒然とさせた3000億円にのぼる薬害訴訟。被告の大手製薬会社に有利になるよう訴訟が解決されようとしていた矢先、担当弁護士が全てを覆してしまう“秘密”を手に入れてしまう。
彼は良心の呵責にさいなまれ、事実を暴露し被害者側にたとうとするが、弁護士事務所はそれを阻止するためにフィクサーであるマイケルを送り込む。
しかし、それとは別に製薬会社サイドも裏工作をほどこしており、訴訟担当弁護士は殺され、マイケルも命を狙われることとなる。

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いつもクールでかっこいい役が多いジョージ・クルーニーですが、今回はちょっと冴えない男。
勤続15年以上だというのに、会社からは思ったような評価はされれず、いつまでもトラブルのもみ消し屋をおしつけられる。
老後の蓄えは、サイドビジネスで始めたバーが潰れて、借金取りに全部持って行かれる有様。


それでもやっぱり、ジョージ・クルーニーはかっこいいのです!
と、言ってしまえばそれまでですが、この映画の本質からいえば、大企業相手の訴訟というものは、多かれ少なかれ、こういった裏工作がほどこされて、企業側にとって有利に事が運んでいるに違いない! ということです。これが事実に基づいた話かどうかは知りませんが……(苦笑)


残念ながら、本作で主役のジョージはオスカーにノミネートされたものの、受賞はダニエル・デイ・ルイスに持って行かれちゃいましたが、同じく助演女優賞にノミネートされていたティルダ・スゥイントンが見事オスカーを受賞しました。

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ティルダ・スウィントンといえば、今は亡きデレク・ジャーマン監督のミューズとして80年代活躍していたのが印象的です。
デレク・ジャーマンの作品……「カラヴァッジオ」('86)、「ラスト・オブ・イングランド」(’87)、「ザ・ガーデン」('90)、「エドワードⅡ」('91)、「BLUE」('93)、「ヴィトゲンシュタイン」('93)など、本当に大好きで熱狂的に見ていました。当時のティルダの印象といえば、ちょっと人間っぽくないというか、女性なんだけどとても中世的、あまり人間の血が通っているように見えない、サイボーグのようなイメージがありました。


その後、ディカプリオの「ザ・ビーチ」、トム・クルーズの「バニラ・スカイ」、ジャームッシュの「ブロークン・フラワーズ」に「ナルニア国物語」など、どんどんメジャー(?)な作品に出て、どんどん人間っぽくなっていくのを見て、嬉しいような寂しいような…複雑な心境に陥りました。
なんていうんでしょう…ワタシだけが知っているティルダが、みんなのティルダになってしまうような…。

でも、もうオスカーまで受賞しちゃえば、メジャー女優ですね。
それはとても良かったと思いました。


しかし…受賞のニュースを聞いたあと、本作「フィクサー」を見たのですが、正直オスカーを受賞するほどの演技だったのか? それほど出演シーンも多くなかったし、主役のジョージともあまり絡まないし。
イヤな言い方をすれば、「フィクサー」でオスカー取らなくてもよかったのでは? と思ってしまったのです。

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決して派手な映画ではありませんが、大人向けの質の高い作品です。
ちょっと内容的に難しいですが(苦笑)


あ、忘れてましたけど、この映画もジョージ・クルーニーとスティーヴン・ソダーバーグが製作総指揮に名を連ねています。いつものことだけど(笑)

■フィクサー(原題 MICHAEL CLAYTON)
■監督:トニー・ギルロイ
■出演:ジョージ・クルーニー、ティルダ・スウィントン、トム・ウィルキンソン、シドニー・ポラック
■2007年 アメリカ 120分


Michael Clayton [Original Motion Picture Soundtrack]Michael Clayton [Original Motion Picture Soundtrack]
James Newton Howard Hollywood Studio Symphony


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Mar 15, 2008

ハビエル来日【ノーカントリー】

コーエン兄弟の『ノーカントリー』でオスカー(助演男優賞)を受賞した、スペインのハビエル・バルディムさんが来日されたそうです。

映画はまだ見てないのですが、怖い話だそうで…。
ハビエルのおかっぱ頭がとても気になります。


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実はけっこうダンディなハビエル。かっこいいっす!


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役のためにおかっぱに。この頭コーエン兄弟はとても気に入ったけど本人はイヤだったとか…。

日本でも、ツウ好みとされているコーエン兄弟ですが、私は大好きです。
地味な作品ですが、監督賞、作品賞、助演男優賞、脚色賞と4部門もオスカーを受賞した本作の公開は、3月15日。
私も早く見に行こうっと!

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Mar 13, 2008

欧米か!【マイ・ブルーベリー・ナイツ】

アジアの巨匠ウォン・カーウァイ監督が英語圏での映画製作を手がけた最新作『マイ・ブルーベリー・ナイツ』。
それだけでもびっくりでしたが、主演女優が歌手のノラ・ジョーンズとくりゃ、見ないわけにはいきません。


特にウォン・カーウァイのファンというわけじゃないんですが、熱烈なトニー・レオンファンの私。
したがってウォン・カーウァイの作品(日本で劇場公開されているもの)はほとんど見てます。
『花様年華』『2046』など欧米で高い評価を受けていますが、正直、私には難解な作品が多く、1度で理解することはまず無理。DVDを何度か見てもまだよくわからない……これが「ウォン・カーウァイの作風」なんだ、と無理矢理納得しておりました。お恥ずかしい…。

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【ストーリー】
ひどい失恋をしたエリザベス(ノラ・ジョーンズ)は、元恋人の家の向かいにあるカフェに出入りするようになる。そのカフェのオーナー、ジェレミー(ジュード・ロウ)と話をするうちに、彼の店の売れ残りブルーベリー・パイを食べるうちに、少しずつ傷ついた心が癒されていく…。
しかし、彼女は旅にでる、自分自身を見つめ直すために……。

エリザベス最初の旅は、失恋から57日目、NYから1120マイル先のメンフィス。
ここで昼はダイナー、夜はバーで働いていました。
夜な夜な、このバーに訪れる男アーニー(デヴィッド・ストラザーン)は別れた妻スー・リン(レイチェル・ワイズ)のことが忘れられないアル中男。別れたのに、本当はまだ愛しているのに元夫を憎む元妻。そんな大人の愛を知るエリザベス…。

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昼間は保安官、夜はアル中のアーニー


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アーニーが忘れられない妻、スー・リン

次に訪れたのは、失恋から251日目、NYから5603マイル先のラスベガス。
ここでは、人を疑わずにはいわられないギャンブラーのレスリー(ナタリー・ポートマン)と出会う。幼い頃よりギャンブラーの父から手ほどきを受け、今では一流のギャンブラーになったレスリー。しかし、父の愛までをも疑い、受け入れることができず……人を信じることとは何か、本当の愛とは何かを学ぶエリザベス…。


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すっかり大人になったナタリー・ポートマン


「あなたのブルーベリー・パイは世界一おいしい」
約1年の旅を終え、エリザベスはNYのジェレミーに会いたいと思うよになった…。

この物語は「失恋少女のアメリカ横断自分探し傷心旅行」。
この一言につきます。
ウォン・カーウァイだから、もっとひねりがあるんじゃないか、ここで難解な精神世界に入り込むんじゃないか(それじゃデヴィット・リンチだわ)、そんな心構えを最後まで拭うことができなかった私…。そうとう猜疑心に満ちあふれてますね(苦笑)だって、ウォン・カーウァイなんだもん(笑)


ところが、驚いたことにストーリーは至って簡単。
ノラ・ジョーンズのロードムービーだったのです、至極まっとうな。


まるで肩すかしをくらったよう。
これがウォン・カーウァイじゃなく、違う監督作品だったら文句はいいません。でも、あの監督ですよ! 今まで散々わけわからんもの見せられて、頑張ってついていってたのに、いきなりこんな初心者向けのような、子供だましのような作品を撮るとは、あまりのシンプルさにちょっぴし腰を抜かしてしまいました(笑)


注目は歌手ノラ・ジョーンズの女優デビュー。
PVなど、あまり見たことがないのでCDのジャケ写ぐらいしか知らないのですが、スクリーンに出てきたとき「あれ? これノラじゃないよね?」と思うほど。
どういうことかというと、スイマセン(先に謝ります)、あんまりかわいくないんですよ(苦笑)。
歌ってるときはカワイく見えたんだけどなぁ、おかしいなぁ。

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でも、ズブの素人って感じではなく、いい演技してましたよ。
ま、彼女の演技というより共演者がすごいのです。周りのナイス・フォローとでもいいましょうか。

『グッドナイト&グッドラック』でエドワード・マローに扮しオスカーにノミネートされたデイヴィッド・ストラーザン。
『ナイロビの蜂』でオスカーを受賞したレイチェル・ワイズ。
『クローサー』でこれまたオスカーにノミネートされたナタリー・ポートマン。
エリザベスの帰りを待つ男がジュード・ロウですよ、イケメンすぎます!

豪華共演者がいたからこそ、この映画は成り立っているといっても過言ではありません。


何のひねりもなく、何の異次元もなく、実に判りやすいストーリー展開。
ホントにウォン・カーウァイがつくったのか? と思うほど。

どうしてしまったんでしょう。
タカトシに是非とも「欧米か!」と激しいツッコミを入れてもらいたいと思いました。


■マイ・ブルーベリー・ナイツ(原題MY BLUEBERRY NIGHTS)
■監督:ウォン・カーウァイ
■出演:ノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ、デイヴィッド・ストラーザン、レイチェル・ワイズ、ナタリー・ポートマン
■2007年 香港/中国/フランス 95分


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サントラ カサンドラ・ウィルソン ハロー・ストレンシャー


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マイ・ブルーベリー・ナイツ (扶桑社セレクト 22-1)マイ・ブルーベリー・ナイツ (扶桑社セレクト 22-1)
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Mar 11, 2008

コッポラvsギャロ【Tetro】

ここ最近、すっかりワイナリー・オーナーとしてしか名前を聞かなかったコッポラ監督。
監督業は娘ソフィアにまかせて隠居生活か? と思いきや、最新作のニュースが入りました。
主役に抜擢したのが、怪優ヴィンセント・ギャロ様。


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ギャロ様といえば、自身のHPで自分の精子売ります、なんてアホなことを告知して話題になりました。HPの「Personal Services」に興味深いことが書いてあります。ファンの方、ぜひクリックしてみてください(笑)

さて、本題に戻ります。
コッポラ監督がギャロ様を起用して撮る映画は「Tetro」。
ブエノスアイレスを舞台に、裏切りと悲劇によって崩壊する家族の話。
共演には、先日助演男優賞でオスカーをとった、ハビエル・バルディムも決まっているとのこと。

ギャロ様もハビエル様もめちゃくちゃ濃い顔です。
二人の顔がスクリーンに並んで映ったら……それだけで満腹感で一杯になりそうですわ(笑)

3月末にクランクイン。
2009年公開を予定されています。

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有り難うございます【Nifty旬のブログ】

今朝、自分のブログアクセス数を見てびっくり!
午前中から100越えてます。
何かと思えば、Niftyのトップページで、このサイトをご紹介いただいており、そのおかげで飛躍的にアクセス数が伸びたようです。
Niftyさん、本当に有り難うm(_ _)m


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実は、この一ヶ月で取り上げていただいたのが、今回で3回目。
何を基準に取り上げていただいているんでしょうか? 

08.2月22日

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↑この日は、香港大スキャンダル、エディソン・チャンの話題を取り上げました。
みなさん、大変興味を持たれた内容だけあって、アクセス数は1日で1000を越えた日もありました。

次がその翌日2月23日


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↑この日は、『AKIRA』がハリウッドで実写映画化されるという話。
エディソン・チャンほど話題になるとは思えないんですけど、連日取り上げていただいちゃいました。

基本的に、このサイトは映画関連の話題しか取り上げません。
さほど、ハリウッド系のメジャー作を頻繁に取り上げているわけでもなく。
一体どういう基準で取り上げているのか…。

話題になるようなキーワード、あまり使ってないし(苦笑)


何はともあれ、これからもブログ更新、適度に頑張っていこーと思います。
今後とも、宜しくお願いしますm(_ _)m

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金城くんなら死んでもいいかも【Sweet Rain 死神の精度】

伊坂幸太郎のベストセラー小説『死神の精度』が、金城武主演で映画化されました。
原作を刊行されてすぐに読みました。すごく面白く、そしてホロっとさせられて…この本に出会って作家・伊坂幸太郎のファンになりました。


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原作に思い入れがある作品ほど、映画化されると幻滅しちゃうパターンが多いのですが、『Sweet Rain 死神の精度』は、原作のイメージを損なうことなく、さらに主人公死神の千葉が、より一層魅力的に描かれていました。映画化満足度80%、これはワタシ的にはかなり高い数値です。

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ストーリー】
7日後に、不慮の死が予定されている人間の元へいき、その死が「実行」されるべきか「見送り」されるべきかを判断する役目を持つ死神の千葉さん(金城武)。
ミュージックこそが“人類最高の発明品”と考え、こよなく愛している。しかし仕事中(つまり人間界にいる時)しか聞くことができないので、ヒマさえ見つければCDショップの試聴コーナーにへばりつく。
今回のターゲットは、冴えない1人のOL藤木一恵(小西真奈美)。
両親は飛行機事故、育ての親も早く死に、婚約者も事故で死亡。次々と愛する人を失っている不幸な女、一恵。この女は「実行」か「見送り」かを見極めるのが千葉さんのお仕事。
本来なら、即実行を決断するのだが、彼女には隠された才能があり、今まさにそれが見出されようとしていた時だった…そこで千葉さんが下した決断とは……。

この物語は、1985年、2007年、2028年という3つの舞台(時代)に渡って、千葉さんがこなしていく仕事とそれに関わる人たちの物語。


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ここで描かれる死神は、魂を切り取る大鎌を持っているわけでもなく、顔がドクロでもありません。
服装は、そのターゲットが置かれている状況によって(TPO?)や時代によって変化がありますが、金城くんが演じているので、一環して好青年っぽいのが面白いです。

「君は、死についてどう思う?」
そう、ターゲットの人間に問いかけます。 一見、無感情のように見える千葉さんなんですが、なんとなく人間味があるというか暖かみがあるというか、ちっとも死神に見えなくて、いい人に見えてしまいます。(原作がそんな感じなんですけどね)


それにしても、金城武はここ数年で本当にいい俳優になりました。94年に公開された『恋する惑星』以降、日本で劇場公開されている金城くんの映画は8割ぐらい見てきています。
昔はかわいい男の子だったのが、徐々に「男」になり、いい演技してますね。
チャン・イーモウ監督の『LOVERS』では、アンディ・ラウと互角に渡り歩いたし、昨年公開された『傷だらけの男たち』では、トニー・レオンと共演し、いい感じに枯れた演技をしていました。

今回の作品では、人間じゃないけど、ちょっと人間味のある役どころ。
日本語の台詞も若干たどたどしい感が否めないんですけど、そこが「浮世離れして人間じゃない死神」っぽくて、良かったと思います。

千葉さんの同僚(他の死神)たちとの交流も面白いです。
みなさんミュージックがお好きなんですよ。
こんな死神さんたちが来てくれるなら、死ぬのも悪くないかな…なんて思ったりして(苦笑)
強面の方ではなく、金城くんみたいな死神だったら、喜んで…。


原作は6つの短編です。
もちろん、映画化されたのは全部ではありませんが、はしょられ方も悪くないです。
でも、原作は本当にいい話なんで、興味持った人は本を読んでみてください。

■Sweet Rain 死神の精度
■2007年 日本 113分
■監督:筧昌也
■出演:金城武、小西真奈美、富司純子、光石研、石田卓也、村山淳、吹越満ほか


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藤木一恵 小林夏海 野口圭


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劇中、小西真奈美演じる藤木一恵のCDが、藤木一恵名義で発売されました。


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死神の精度 (文春文庫 (い70-1))死神の精度 (文春文庫 (い70-1))
伊坂 幸太郎


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原作も是非読んでみて!

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Mar 10, 2008

まばたき20万回【潜水服は蝶の夢を見る】

人気ファッション誌「ELLE」の編集長だったジャン=ドミニック・ボビー氏。
突然の脳梗塞で命は助かったものの、左眼以外全身マヒ。
その唯一動く左眼のまばたきで、1冊の本を書き上げた物語。
その実話が「潜水服は蝶の夢を見る」として映画化されました。


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【ストーリー】

主人公ジャン=ドミニック・ボビーは、脳梗塞により“閉じこめ症候群(ロックト・インシンドローム)”意識、知力は元のママなのに、左眼以外身体がマヒした状態になってしまった。
「E、S、A、R、I…」と使用頻度の高い順に並べられたアルファベットを読み上げてもらい、まばだきをして合図し、少しずつ単語を並べていく、という気の遠くなるようなコミュニケーション方法を通して、自伝「潜水服は蝶の夢を見る」を書き上げた。そのまばたきの回数は20万回以上。


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この本は、世界31カ国で出版されベストセラーとなり、映画監督のジャン=ジャック・ベネックスはジャン=ドミニック・ボビーの執筆模様を「潜水服と蝶」という短編映画に収めたそうです。

この物語は、唯一動く主人公の左眼を通して描かれているシーンが多く、見ている観客はまるでその「左眼」になったような気になります。また、身動きのとれない身体を現す「潜水服」、主人公が潜水服を着て水中を漂うシーンがあるのですが、これもまた見ている観客は同じように身動きの取れないような感覚に陥ります。「全身マヒ」という状況を視覚的に非常に良く描かれているのではないでしょうか。


何よりも一番感銘を受けたのが、いわゆるバリバリの業界人だった主人公が、こういった状況に陥り、自らの死を望むもそれもかなわず…記憶と想像力によって哲学的、精神的な自由を手に入れ前向きに、自伝を書きつづることにより「生」を取り戻していく様は、感動無くしてみることができません。

ちなみに…ジャン=ドミニック氏がいう「潜水服と蝶」というのは、身体の自由はまったく利かないけれど、蝶の用に記憶と想像力で自由を謳歌できる…という意味だそうです。

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書籍は1997年に刊行され、日本では98年講談社より刊行されました。
ジャン=ドミニック氏は自伝が出版された10日後に、合併症によりお亡くなりになりました。

■潜水服は蝶の夢を見る(原題LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON/THE DIVING BELL AND THE BUTTERFLY)
■2007年 アメリカ/フランス 112分
■監督:ジュリアン・シュナーベル(『バスキア』『夜になるまえに』)
■出演:マチュー・アマルリック、エマニュエル・セニエ、マリ=ジョゼ・クローズほか


潜水服は蝶の夢を見る潜水服は蝶の夢を見る
ジャン=ドミニック ボービー 河野 万里子


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Mar 08, 2008

あの人の声であのキャラを

最近、私も気になっていた洋画・アニメの吹き替え。
ネットに興味深い調査結果が出ていました。
マイボイスコムというところが「海外映画・ドラマの吹き替えに関する調査」を実施しました。
ネットによる調査で、1万5471人(男性7117人、女性8354人)が回答。(調査期間は2008年2月1日から2月5日まで)

海外ドラマや映画の吹き替えに対し、52.2%が否定的な意見を持っている、という調査結果が出たそうです。

洋画は字幕を見ながらなので、ストーリーに集中できない、というご意見をよく聞きます。
とくに小さいお子さん連れはアニメなど吹き替えの方がわかりやすいですよね。


吹き替えの良い点は
映像に集中できる……47.1%
ストーリーが理解しやすい……42.7%


逆に悪い点は
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私もどちらかというと基本的には吹き替え反対派です。
しかし、ジャッキー・チェンは吹き替えの方が好き!
子供の頃、テレビでジャッキー映画をよく見ていたのですが、吹き替えはお馴染みの石丸博也さん。
当時は吹き替えなんて知らないから、石丸さんの声がジャッキーのものだと思っていて、生まれて初めて劇場でジャッキー映画を見たときには、日本語じゃない! いつもの声(石丸さん)じゃない! と激しく驚愕したことを今でも鮮明に覚えています(苦笑)

「モンティパイソン」など、単なる吹き替えではなく