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Mar 22, 2008

一瞬パクリかと…【王妃の紋章】

「王妃の紋章」というタイトルを見て、一瞬かの有名コミック「王家の紋章」と思った人、ずいぶんいるんじゃないですか?(笑)かくいう私もその1人。えっ!?あのコミックが映画化されたの? と思いましたよ。

あの映画の邦題が「王妃の紋章」ねぇ…。
どうもパクリ臭さを感じてしまうのですが(苦笑)


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それはさておき、チャン・イーモウ監督最新作「王妃の紋章」見てきました。
お目当ては、私が愛してやまないチョウ・ユンファ様!!!

ハリウッドに活躍の場を移してからどうもパッとしないユンファ様。
「グリーン・デステニー」('00)のリー・ムーバイ役はむちゃくちゃかっこよかったですが、その後の「バレットモンク」('02)、「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」('07)はひどかった…。あのかっこいいユンファ様が、どーしてこんな役を?? とファンとしては理解不能な役ばかりだったここ数年ですが、やっと、ユンファ・ファンが満足できる映画でした!


【ストーリー】
紀元928年、中国史上最も贅を尽くしたとされる「唐王朝」。
栄華の頂点に君臨する王(チョウ・ユンファ)。しかしその妻であり王妃(コン・リー)は、義息子であり長男皇太子(リウ・イェ)と不倫関係にあった。王はそれを知りながら、王妃のために王自らが特別に配合した“薬”を毎刻ごとに飲ませていた。その薬とは…。
己の欲望を満たすため、王、王妃、皇太子、次男、三男、との間で繰り広げられる愛憎激。
〈菊の節句〉とも称される9月9日の重陽節には、王家一族全員集まり、永久の繁栄を祈る祝祭の日に、悲劇の幕があがるのでした。


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何はともあれ、すべてのものが黄金、黄金、黄金で目がチカチカします。
衣装も、セットも、鎧も、武器も全て黄金です。
すべてのものを、黄金にすることでその時代の繁栄ぶりを表しているのだと思いますが、それにしてもすごいです。映画のチラシによると、金の円柱600本、シルクの絨毯1000m、一面に敷き詰められた菊の花が300万本! 総制作費50億円。とても中国映画とは思えない破格の金額です。

特に目を引いたのが王妃、コン・リーさんのメイクです。
たとえが古くて申し訳ないのですが、「いけないルージュマジック」のころの、忌野清志郎&坂本龍一を彷彿とさせるような、または初期のテクノポップ(YMOとか)のようなメイクです。
クチビルにひかれたルージュも黄金。まばゆく光り輝くお顔でございます。


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このメイクに懐かしいモノを感じてしまうのです(笑)


そしてもう一つ。
後半の戦闘シーン。
これはまさに大きなスクリーンで見るための映像といっても過言ではありません。
もちろんCGを駆使してのことでしょうが、兵士の数の多さに圧倒されます。金の鎧に身を包んだ兵士たちと、銀の鎧に身を包んだ兵士たちが、真正面からぶつかり合う。それは文字で説明するのではなく、ぜひとも実際の映画をご覧になっていただきたいほど、迫力あるシーンです。


大勢の兵士が闘いをし、大勢の死骸に埋め尽くされた城内を、これまた大勢の召使い達が一斉に片付け、まるで「何事もなかったのような」静寂が訪れる…あのシーンを見たときには、鳥肌が立ちました。いくら中国、人口が多いからといってそこまでヤルとは(苦笑)


個人的には、久々勇ましいユンファ様、凛々しいユンファ様、実に威厳ある王様を演じられたユンファ様に大満足でした。こういう映画に出ているのに、どーしてジョン・ウーの「レッド・クリフ」を降板して「ドラゴンボール」の亀仙人をやるのかなぁ。そういう仕事のチョイスの仕方に、ファンとしては疑問を抱かずにはいられないのです。
もっとちゃんと仕事選んでくれ、ユンファ!


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凛々しいユンファさまに萌え〜

ちなみに…
私がこの映画を知ったのは、去年('07)お正月に行った香港で。
ちょうどその頃、この映画が公開されていました。
現地では広東語も北京語もわからないし、チャン・イーモウ監督作品だし、すぐ日本でも公開するだろう…と高をくくっていたのですが、まさか1年以上待たされるとは…。
ユンファ、コン・リー、ジェイ・チョウというビックネームにもかかわらず、やはり日本のマーケットは難しいのでしょうか。
関東(特に東京)での公開が、あまりメジャーではない劇場ばかりなのが気になります。
決してB級扱いの作品ではないので、ぜひぜひ、大きなスクリーンで見てください!


■王妃の紋章(原題:CURSE OF THE GOLDEN FLOWER/満城尽帯黄金甲)
■監督:チャン・イーモウ
■出演:チョウ・ユンファ、コン・リー、ジェイ・チョウ
■中国/香港 2006年 


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