オヤジパワー炸裂!【ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト】
平均年齢64.5歳。
バリバリ現役ロックンロールの王様は健在でした。
2006年11月。NYのビーコン・シアターで行われたライブを、巨匠マーティン・スコセッシが撮ったドキュメンタリー・フィルム、『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』はスゲー映画でした。
2年前のライブ映像ですが、それでもミック、キースは63歳。ロニーが59歳、チャーリーにいたっては65歳。ヘタすりゃリュウマチだの生活習慣病だので病院通いをしてもおかしくないような年齢です。しかし、ヤツらはパワフル、なんて言葉じゃ足りないぐらいキョーレツなライブをこなしていました。
アップになると、みなさん顔にしっかりホーレー線入りまくり、どちらかというとシワシワなお顔をされていますが、ミックなんか20代かと思うほど、腰をなまめかしくクネクネして歌ってました。
キースも相変わらずタバコ吸いながらギター。その吸いかけのタバコをポイっとそこらへんに捨てちゃうんです。オイオイ、消防法無視してエエんかいな? なんてね(笑)
ロニーもかっこいいです。
ギターの弦を引く腕の筋肉がセクシーなんですよぉ。
でも、一番かっこいいのは何といってもドラムのチャーリー・ワッツ!
この人が刻むビートがあるからこそ、ストーンズのロックがあるのです。
多くを語らず、決して前には出ず(ドラムじゃ出れないな)、派手なスタイルじゃないけれど、淡々とスティックを振るあの姿は痺れます。
そして、このライブには豪華ゲストが出演!
ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイト
ロックの若き女王、クリスティーナ・アギレラ
ブルース界の神様、バディ・ガイ
彼らとストーンズのセッションはスゲーかっこよかった!
映像は実際のライブの時系列に即しているのかわかりませんが、後半の「ブラウン・シュガー」あたりから更に盛り上がります。もうこの曲が流れたときにゃ一緒に
イェー、イェー、イェー、フーッ!!
と雄叫びあげたくなりましたよ、マジで。
常に、ドームクラスの会場でライブを行ってきたストーンズですが、ビーコン・シアターは観客2800人。たったこれっぽっちの観客のために行われたライブ、まさに観客と一体化したライブはスクリーンを通して見てもまるで自分がその会場にいるかのような錯覚に陥りました。
一緒に行った友人は「カット割りが多すぎる」と少々ご不満なようでしたが、巨匠マーティン・スコセッシ、普段PV撮ってるわけじゃないからねぇ、そこらへんは大目に見ようじゃありませんか(笑)
ストーンズの、過去のインタビュー映像を織り交ぜながらのライブフィルム。
これはストーンズファン必見です。
ちなみに、私が見た会場ではなにげにオッチャン度が高かったような気が……。
若い子向けというよりは、オヤジロックファン向けかもしれませんが(笑)
そういえば、私がストーンズのライブに行ったのが1995年、98年の東京ドーム。
あれからもう10年以上たってるんだ……時の流れははやいですぅ。
最後にちょっとした自慢。
チャーリー・ワッツのソロワークス、彼が率いるジャズバンドの来日ライブに行ったことがあります。
たしかチャーリーがチャーリー・パーカーの自伝的(?)絵本を出版した記念来日でのライブ。青山スパイラルホールで、こぢんまりした中でのライブは、生で間近でチャーリーのドラムを聞くことができた一生の思いでです。
やっぱ、チャーリー・ワッツがいっちゃんかっこええ!
■ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト(原題:SHINE A LIGHT)
■監督:マーティン・スコセッシ
■出演:ザ・ローリング・ストーンズ、クリスティーナ・アギレラ、ジャック・ホワイト、バディ・ガイ、ビル・クリントン、ヒラリー・クリントン、マーティン・スコセッシほか
■2008年 アメリカ 122分















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