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November 2008

Nov 28, 2008

オヤジパワー炸裂!【ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト】

平均年齢64.5歳。
バリバリ現役ロックンロールの王様は健在でした。

2006年11月。NYのビーコン・シアターで行われたライブを、巨匠マーティン・スコセッシが撮ったドキュメンタリー・フィルム、『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』はスゲー映画でした。


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2年前のライブ映像ですが、それでもミック、キースは63歳。ロニーが59歳、チャーリーにいたっては65歳。ヘタすりゃリュウマチだの生活習慣病だので病院通いをしてもおかしくないような年齢です。しかし、ヤツらはパワフル、なんて言葉じゃ足りないぐらいキョーレツなライブをこなしていました。

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アップになると、みなさん顔にしっかりホーレー線入りまくり、どちらかというとシワシワなお顔をされていますが、ミックなんか20代かと思うほど、腰をなまめかしくクネクネして歌ってました。

キースも相変わらずタバコ吸いながらギター。その吸いかけのタバコをポイっとそこらへんに捨てちゃうんです。オイオイ、消防法無視してエエんかいな? なんてね(笑)

ロニーもかっこいいです。
ギターの弦を引く腕の筋肉がセクシーなんですよぉ。

でも、一番かっこいいのは何といってもドラムのチャーリー・ワッツ!
この人が刻むビートがあるからこそ、ストーンズのロックがあるのです。
多くを語らず、決して前には出ず(ドラムじゃ出れないな)、派手なスタイルじゃないけれど、淡々とスティックを振るあの姿は痺れます。

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そして、このライブには豪華ゲストが出演!
ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイト
ロックの若き女王、クリスティーナ・アギレラ
ブルース界の神様、バディ・ガイ

彼らとストーンズのセッションはスゲーかっこよかった!


映像は実際のライブの時系列に即しているのかわかりませんが、後半の「ブラウン・シュガー」あたりから更に盛り上がります。もうこの曲が流れたときにゃ一緒に

イェー、イェー、イェー、フーッ!!

と雄叫びあげたくなりましたよ、マジで。


常に、ドームクラスの会場でライブを行ってきたストーンズですが、ビーコン・シアターは観客2800人。たったこれっぽっちの観客のために行われたライブ、まさに観客と一体化したライブはスクリーンを通して見てもまるで自分がその会場にいるかのような錯覚に陥りました。


一緒に行った友人は「カット割りが多すぎる」と少々ご不満なようでしたが、巨匠マーティン・スコセッシ、普段PV撮ってるわけじゃないからねぇ、そこらへんは大目に見ようじゃありませんか(笑)

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ストーンズの、過去のインタビュー映像を織り交ぜながらのライブフィルム。
これはストーンズファン必見です。
ちなみに、私が見た会場ではなにげにオッチャン度が高かったような気が……。
若い子向けというよりは、オヤジロックファン向けかもしれませんが(笑)


そういえば、私がストーンズのライブに行ったのが1995年、98年の東京ドーム。
あれからもう10年以上たってるんだ……時の流れははやいですぅ。

最後にちょっとした自慢。
チャーリー・ワッツのソロワークス、彼が率いるジャズバンドの来日ライブに行ったことがあります。
たしかチャーリーがチャーリー・パーカーの自伝的(?)絵本を出版した記念来日でのライブ。青山スパイラルホールで、こぢんまりした中でのライブは、生で間近でチャーリーのドラムを聞くことができた一生の思いでです。

やっぱ、チャーリー・ワッツがいっちゃんかっこええ!

■ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト(原題:SHINE A LIGHT)
■監督:マーティン・スコセッシ
■出演:ザ・ローリング・ストーンズ、クリスティーナ・アギレラ、ジャック・ホワイト、バディ・ガイ、ビル・クリントン、ヒラリー・クリントン、マーティン・スコセッシほか
■2008年 アメリカ 122分



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Nov 09, 2008

アテンション・プリーズって最近聞かないなぁ【ハッピーフライト】

今年は邦画の当たり年、といわれているようですが、この作品もその一つ。
スウィングガールズ』の矢口史靖監督最新作『ハッピーフライト』を見てきました。

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私の世代でスチュワーデス(最近ではキャビンアテンダント、約してCA)といやぁ、堀ちえみの「スチューワデス物語」です(ふるぅ〜)
正直、『ハッピーフライト』を見る前まで、新人CAが一人前になるまで……的な映画だろうと、気軽に考えておりました。

ところがドッコイ!
主演はパイロット役の田辺誠一、CA役の綾瀬はるかなんですが……みんなが主役の映画なんです(笑)

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CAの制服ってやっぱカワイイなぁ


【ストーリー】
副操縦士の鈴木さん(田辺誠一)は、機長昇格最終訓練の飛行がホノルル行きとなった。
試験管の機長は、威圧感たっぷりの原田さん(時任三郎)、もう緊張のピーク!
一方、初の海外フライトデビューがこのホノルル行きとなったCAの斉藤さん。しかも今回のチーフパーサーは超厳しいことで有名な山崎さん(寺島しのぶ)こちらも緊張のピーク!
乗客を乗せたチャーター便は無事、ホノルルに到着することができるのか!?

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時任三郎の白い歯がキラリと光ってステキです(笑)


と、基本ストーリーとしてはたいしたことないんですが、ターミナルで働くスタッフたち、管制塔で働くスタッフたち、オペレーションコントロールセンター(O.C.C)で働くスタッフたち、整備工で働くスタッフたち、そしてもちろん機内で働くスタッフたち、これら大勢の人たちによって、日々の運行はなされているのです。

この作品は、それぞれのスタッフたちの物語でもあるのです。

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パッと見、冴えない高橋さん(岸部一徳)
普段はPCが使いこなせなくてダメダメなんですが
ここぞ!というときに大活躍!

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この職場では出会いがない!
と嘆く木村さん。でも仕事がデキる女性です。

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いかにも仕事デキます!って感じのチーフパーサー山崎さん。
すんごい厳しいです。コワイです。
でも、傍若無人な振る舞いをする乗客にも毅然とした
態度で接して、かっこいいんです。


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とても頼りなさげな副操縦士の鈴木さん。
イケメンですけど、どこか抜けてます。


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CAのみなさん、本当に大変なお仕事です。
あなたたちのおかげで、快適なフライトを楽しめるのです。
感謝、感謝!


ま、物語の展開としては無事トラブルもなくホノルルに到着……するわけじゃない(笑)
思いがけないところで起きた出来事が、連鎖的にあんなこと、こんなことへとドミノ倒しのように、ジワジワと、しかも確実に飛行中のチャーター便に危機が迫っていくのです。


それが面白可笑しく、でもハラハラドキドキ、そしてちょっと感動。
いい案配にミックスされた作品になってます。
さすが矢口監督!


個人的には飛行機にまったく興味がないのですが、この映画、きっと飛行機好き、制服好きの方にはピッタリだと思います。もちろん、私のようにまったく知識もない人が見ても、十分に楽しめる映画です。


クレジットに「竹中直人」の名前がありまして……。
竹中直人がまず、普通の役で出るはずがありません。
竹中ファンの私としては、一体どんな役で登場するのかとても楽しみでした。
その期待に応えるかのように、ほんのちょっとですが、いい感じで出てきます。
気を緩めていたら気づかないかも?
最後の最後までしっかり見届けてください(笑)

そのほか、笹野高史、ベンガル、菅原大吉、田中哲司など脇を固める俳優陣も見逃せません。
彼らの物語、それだけで映画1本ずつになりそうです。
特に笹野さんが、すごくステキでした。あの首筋に走った緊張感と脂汗、見ててこっちも乗り物酔いしそうになったほどですから(爆)


映画もよかったですが、主題歌にフランク・シナトラをもってくるところがオシャレですね。
シナトラの「カム・フライ・ウィズ・ミー」がすごくいいですよ。


今年はやっぱり、邦画の当たり年ですね!


■ハッピーフライト
■監督:矢口史靖
■出演:田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるか、寺島しのぶ、吹石一恵、田畑智子ほか
■2008年 日本 103分


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