洋画

Jul 23, 2008

伸びるズボンはいてるの?【インクレディブル・ハルク】

アン・リー監督がメガホンをとった「ハルク」から早5年。
あの映画は散々でした。何がいけなかったんだろう……その後のアン・リーは酷評を払拭するがごとく「ブロークバック・マウンテン」「ラスト、コーション」と世界的に高い評価を得た作品を撮りました。今考えると、なぜアン・リーが「ハルク」を撮ったのか? そっちの方が不思議でなりません(笑)


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そのハルクが「インクレディブル・ハルク」として再びスクリーンによみがえりました。
今度の監督はフランス人のルイ・レテリエ。ジェイソン・ステイサム主演の「トランスポーター」「トランスポーター2」そしてジェット・リーの「ダニー・ザ・ドック」の監督です。つまり、リュック・ベッソンの息のかかったヤツなわけです(笑)そろそろリュック・ベッソンの呪縛から解き放たれたかったのでしょうか?


【ストーリー】
科学者ブルース・バナー(エドワード・ノートン)は自らの身体を被験者として使った実験中、事故を起こしてしまった。
その際、体調の放射能をあび、驚異の体質の持ち主となってしまった。
怒りの感情、特に心拍数が200を越えると理性を失い巨大化し、驚異的なパワーをもつ「ハルク」に変身してしまうのだ。その力を軍事目的に利用しようとするロス将軍(ウィリアム・ハート)から逃れるため、逃亡生活を送ることとなる。

その間にも、ブルースは元の身体に戻すための実験を繰り返すが、整った設備ではないのでうまく行かない。恋人で同じく科学者であるベディ(リヴ・タイラー・実はロス将軍の娘)の協力のもと、チャットで知り合ったMr.Blueという科学者の協力を得るために、ロス将軍の追跡を逃れつつ、NYへと向かう。

ロス将軍はブルー確保のために、英国軍から呼び寄せたエミル・ボルンスキー(ティム・ロス)に、ハルクと互角に戦えるようエミルの身体にブルースの実験データから得た秘密の何かを注入し、人間離れした力を与える。しかしハルクのように変身するほどではないことに満足しなかったエミルは、Mr.Blueを使ってさらなる改良(?)を身体に加え、恐ろしい怪物へと変わってゆく。

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この物語の面白いところは、いかにもひ弱そうな科学者が、筋骨隆々のバケモノに変身してしまう、というところにあるんだと思います。そういった意味でエドワード・ノートンは適任! どう見ても体育会系じゃありませんし(笑)更に、自らの身体・感情をコントロールするために苦悩する、という役どころにもぴったりじゃありませんか。

330415view007この髪型だと誰だかわからん(笑)


個人的に意外なキャスティングだと思ったのが、ロス将軍のウィリアム・ハート。
まず、髪の毛の量の多さにウィリアム・ハートだと気づきませんでしたもの(笑)ウマイ具合に増毛されてますね。
というか、ウィリアム・ハートって割とカタイ映画、マジメな映画、アート系の映画に出ているイメージがあったので、こういったアメコミ作品に出るなんて考えられませんでした。ご本人の何か心境でも変わられたのでしょうか? 


W538730viewこっちが見慣れたウィリアム・ハート


そして忘れてならないのが敵役のティム・ロス。
この人、けっきょう狂気的な役多いですね。目がいっちゃってるんですよ。


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勝手に一人で思ってるだけなんですけど、系統としてはロバート・カーライルに似てません? 割とキャラかぶってるように思うのですが……(苦笑)でも、好きな俳優さんです。

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変身したハルクと、変身したエミルの対決シーンは見物です。
肉弾戦とでもいいましょうか、筋肉と筋肉のぶつかりあいです。迫力ある映像は大いに楽しめました。ストーリー的にも、よくできていると思います。続編ができるんだろうな……という終わり方もよかったです。

ラストといえば、とある映画のとある主人公がチョイ出演しています。
同じソニー・ピクチャーズのアメコミ映画の主役です。ネタバレになるので、誰が登場したかはあえて書きませんが。

ニクいセリフで登場します。別な映画の主人公が、こういったカタチでちょい出演するって珍しいですよ。最近はこういうコラボもアリなんですね。「ハルク」の作品上でそっちの映画の宣伝もする。あまりのウマさに脱帽です。ますますそっちの映画も見たくなりました。


■インクレディブル・ハルク(原題: THE INCREDIBLE HULK)
■監督:ルイ・レテリエ
■出演:エドワード・ノートン、リヴ・タイラー、ウィリアム・ハート、ティム・ロスほか
■2008年 アメリカ 114分

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Jul 18, 2008

最後のアレがないなんて!【ドラゴン・キングダム】

今までありそうでなかったジャッキー・チェンとジェット・リーの共演。

ジャッキー・チェンは香港出身。
ジェット・リーは北京出身。
同じ中国人ですが、香港と本土の人とでは全然違います。まず言葉が違います。

ジャッキー・チェンはどちらかというとコメディー路線。
ジェット・リーはどちらかというとシリアス路線。
同じカンフー映画でも、タイプが全然違います。

その2大カンフー・スターが「ドラゴン・キングダム」という作品で共演しました。

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【ストーリー】
カンフーマニアで、孫悟空を夢見る17歳のジェイソン(マイケル・アンガラノ)。ある日チャイナタウンでギャングに追われた彼は、次の瞬間古代中国のとある村で目を覚ます。大酒飲みの男ルー・ヤン(ジャッキー・チェン)に危機を救われたジェイソンは、やがて白馬に乗ったサイレント・モンク(ジェット・リー)に出会い……。(シネマトゥデイ)

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ストーリー的には、かなりツッコミどころ満載です。
古代中国だっちゅーに、なぜにみんな英語ペラペラよ? とか、オイオイあんたが孫悟空かよ! などなど。そもそも話の本筋が「如意棒を本来の持ち主(孫悟空)に返す」ためのロード・ムービーなんですね。ちょっと痛いなぁ(苦笑)
まっ、ツッコミどころ挙げたらキリがないですし、アメリカが作ったカンフー映画ですから、いいんです!(笑)

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とはいえ、カンフーシーンはスゴイです。
なにせ2大カンフー・スターですから。
互いの正体がわからず、ジャッキーとジェット・リーが拳を交わすシーンがあるんですが、対照的な2人のカンフーに圧倒されます。

まずジャッキーは、彼の映画の中で最も愛されているといっても過言ではない「酔拳」です。酔えば酔うほど強くなる……千鳥足だけどムチャクチャ強いあの酔拳で戦ってくれます。ファンにとっちゃ、それだけで大満足!

一方ジェット・リーはさすが中国全国武術大会で5年連続優勝しただけあります。美しい少林寺拳法を披露しています。いつみても身体のキレがすばらしい!

この2人のカンフーシーンの迫力は圧倒されます。まるでドラゴンボールの天下一武道界のようです。
しかし、ちょっと残念だったのが効果音。本場香港のカンフー映画(主にジャッキー映画)では、拳と拳が当たる時の効果音が「バシン、パシン」と渇いた感じの音なんですけど、本作では「ドスン、ドスン」という重量感のある音で、ちょっとイメージと違うんですよ。ジャッキー映画で育った世代としては、もうちょっと本場カンフー映画の良さを忠実に守って欲しかったかなと(笑)


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良い意味でも、悪い意味でもこの映画はいろんな要素を取り込みすぎたように思います。
単純なストーリーなんですけど、「酔拳」「少林寺」はもとより……

「西遊記」
「ベスト・キッド」
「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」
「グリーン・ディステニー」


を足して割ったような(笑)
こういうストーリーの方が、アメリカ人にとってわかりやすいのかもしれないですね。


いろいろ御託を並べましたが、香港映画ファン、ジャッキー・チェン好きとしては、結構満足度の高い作品でした。ハラハラ、ドキドキ、迫力のアクション! 1時間45分全くダレない、飽きない痛快活劇ムービーです。

ただ一つ残念なことは……
ジャッキー映画でお馴染みの、エンドロールのNG集がない!
毎回、エンドロールが楽しみなんですけど、ないんですぅ(泣)
ぜひともジャッキー&ジェット・リーのNG集が見たかった。
DVDの特典映像にぜったい入れてくださーい>ジェネオンさん!


■ドラゴン・キングダム(原題:THE FORBIDDEN KINGDOM)
■監督:ロブ・ミンコフ
■出演:ジャッキー・チェン、ジェット・リー、マイケル・アンガラーノほか
■2008年 アメリカ 105分

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Jul 03, 2008

コレぞ男の色気です【イースタン・プロミス】

デヴィッド・クローネンバーグ最新作『イースタン・プロミス』を見てきました。
ここ数年、ワタシ的にクローネンバーグ作品にビビッとくるものが少なかったのですが、久々「これぞクローネンバーク!」と太鼓判を押したくなるような大満足の作品です。

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【ストーリー】
ロンドンの病院で産婦人科医をしているアンナ(ナオミ・ワッツ)のもとに、ロシア人の少女が運び込まれる。しかし、出産の直後に少女は命を落とし、日記と赤ん坊が残された。そこに記された内容に危険を感じながらも、赤ん坊の家族を見つけ出そうとするアンナ。彼女はあるロシアン・レストランにたどり着き、ロシアン・マフィアに雇われているミステリアスな男ニコライ(ヴィゴ・モーテンセン)に出会う。(シネマトゥデイ)


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イギリスという異国で自分たちの小さな王国を築こうとするロシアン・マフィアの話です。
マフィア演じる出演陣、みなさん見事なロシアなまりの英語です。
特に驚いたのが、フランス人俳優ヴァンサン・カッセルにこてっこてロシアなまりの英語をしゃべらせたこと。俳優ってホントすごいですね〜。主役のヴィゴ・モーテンセンにしろNY育ちのアメリカ人なわけですから、ロシアなまりってのは大変なんだと思います。

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そしてもう一つ見所といえば、ロシアン・マフィアの身体。
彼らは身体にいれたタトゥーでその人の人生がわかるそうです。伝統と格式があり、どこにどのようなタトゥーを入れたか、その人の生き様を現している……これは日本の刺青とはまた違ったカルチャーなのでしょう。
本作でも、ヴィゴのすばらしいタトゥーが披露されています。主人公ニコライが悪名高きロシアン・マフィア〈法の泥棒〉の正式メンバーになるために、古参幹部の面接シーンがあります。ヴィゴ・モーテンセンの鍛えられた肉体全身に刻み込まれたタトゥー、一瞬言葉を失うほど美しいシーンでした。


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マフィアの一員でありながら、アンナの手助けをするニコライ。
決して結ばれることのない二人の「愛情」のようなものが一瞬交差するキスシーンは、今までのクローネンバーク作品の中でも、ベスト5入りするほど、セクシーなものでした。こんなに暖かみのある優しいキスシーンをクローネンバークが撮るとはねぇ。ちょっと意外な気もするけれど、それだけクローネンバークも歳を取ったってことでしょうか(笑)

ここ数年、クローネンバークの作品は「バイオレンス」だと言われています。
本作もかなりキョーレツなバイオレンス・シーンがありました。
ニコライが敵に命を狙われるシーンです。サウナで全裸にタオル一丁でいたニコライが、刃物を持った二人組に襲われます。大格闘の末、その二人組を倒すのですがニコライ自身も瀕死の重傷を負います。数分間のシーンでしたが、目を覆いたくなるほど。しかし、ヴィゴの身体から流れる血が、エロいんですよ! さすがクローネンバーク! こういうところに着目しちゃう自分がイヤになるんですけど(苦笑)

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本作とは関係ないんですけど。
クローネンバークってむっちゃくちゃカッコイイっすよね(笑)
若い頃もかっこよかったけど、今もかっこいいじぃさんです。本人も一時、俳優として映画に出ていましたが、まだ出ないかなぁ。
「ミディアン」(1990)という超B級ホラー映画に出てたんですけど、こんときのクローネンバークが美しいほどかっこいい。映画公開当時、ロンドンのTower Records店頭に、クローネンバーク等身大立ち看板がありまして、本気で盗んでいこうかと思ったほどです(笑)


■監督:デヴィッド・クローネンバーグ
■出演:ヴィゴ・モーテンセン、ヴァンサン・カッセル、ナオミ・ワッツほか
■イギリス/カナダ/アメリカ 2007年 100分

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Jun 06, 2008

生ハリソンに感激!【インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国】

2008年6月5日。
インディ・ジョーンズが東京・代々木国立競技場に現れました!


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この日、来場したのは制作総指揮のジョージ・ルーカスの他、初回作、恋人のマリオン役で出演し、今回も登場しているカレン・アラン、プロデューサーのフランク・マーシャル、フランクの妻で同じくプロデューサーのキャスリーン・ケネディ、そしてインディ・ジョーンズ役のハリソン・フォード!

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当日のレッドカーペット。小雨降る中、ファンも長時間待ちました。


開場時間は17:30。舞台挨拶は19:30からでしたが、その間レッドカーペットのライブ中継を会場内で見ることができました。日本人タレントはこのさい置いといて…(苦笑)

ハリソン・フォードご一行登場!
もうそれだけで感激です。
生ハリソン、生ルーカス! 映画ならお金払えばいくらでも見れますが生を見ることは、そう容易ではありませんから!!


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インタビューアーに答える、ファンの声援に応える、サインをする、挨拶する…短いレッドカーペットを30分かけて歩いてくれたご一行様。会場内のスクリーンでの鑑賞でしたが、感激してしまいました。

そしてお待ちかね舞台挨拶……

華々しいインディ・ジョーンズのテーマ曲とともに壇上に現れたる面々。
劇中の衣裳ではありませんでしたが、ハリソン・フォードはインディ・ジョーンズにしか見えませんでした。もうかっこよくて、かっこよくて……涙が出ました(笑)。


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思い起こせば「StarWars episode4スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」が日本で劇場公開されたのが1979年。私が生まれて初めて劇場でみた洋画です。子供だったので話についていくことは難しかったのですが、ハンソロ船長がかっこいい…もうこれだけで十分です。
初めて好きになったガイジンがハリソン・フォードでした。
そのハリソン・フォードを生で見れる……。一生に一度あるかないかのことです。


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ここ数年、あまり作品にめぐまれなかったハリソン・フォードでしたが、やっぱり「インディ・ジョーンズ」最高ですよ! 私がちが思い描く考古学者のヒーロー、インディ・ジョーンズが帰ってきたんです。

65歳とは思えぬハードなアクションシーン盛りだくさん。
ストーリーの設定も今回は1957年、前回より年取ったジョーンズ教授ですが、やっぱりかっこいい!
帽子とムチでもかっこいい。教鞭とってもかっこいい。文句なし!! これぞ娯楽作品の極みです。


あらすじなんて見る前に読む必要ありません。劇場で楽しめばいいんです!
(ツッコミどころは沢山ありますが、もういいんです!インディ・ジョーンズなんだから!)


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今回の作品で、インディ・ジョーンズにとっていろいろなことが発覚することになります。
それもまたインディファンにとっては楽しみの一つ。
ネタバレになるといけないので、これ以上書くのを止めます(笑)

最初から最後までテンション上がりまくり。
エンドロールに流れるジョン・ウィリアムズのお馴染みテーマ曲を聴いているだけで、幸せな気持ちになります。

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ハリソン・フォードの他、悪役にケイト・ブランシェット。
インディをの相棒役に『トランスフォーマー』のシャイア・ラブーフ。
豪華共演陣も見物です。

これはDVDを待つのではなく、大きなスクリーンで是非見てください。
ストレス解消、気分爽快! ジメジメした梅雨模様を吹き飛ばすぐらい面白い作品です。


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■インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国(原題:INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL)
■監督:スティーブン・スピルバーグ
■制作総指揮:ジョージ・ルーカス
■出演:ハリソン・フォード、シャイア・ラブーフ、ケイト・ブランシェット、ジョン・ハートほか
■2008年 アメリカ 



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May 23, 2008

ヴェンダースが作るミソスープ【イン ザ・ミソスープ】

ベルリン 天使の詩』『パリ・テキサス』『ブエナ・ビスタ・ソシア・ルクラブ』など日本でも人気のドイツ人監督ヴィム・ベンダースが、村上龍著『イン ザ・ミソスープ』を映画化するそうです。

村上龍とヴェンダース…どういう繋がりがあるんだろう??


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ちょっとオバちゃんっぽいヴェンダース監督


【ストーリー】
「BOOK」データベースより by Amazon
夜の性風俗ガイドを依頼してきたアメリカ人・フランクの顔は奇妙な肌に包まれていた。その顔は、売春をしていた女子高生が手足と首を切断され歌舞伎町のゴミ処理場に捨てられたという記事をケンジに思い起こさせた。ケンジは胸騒ぎを感じながらフランクと夜の新宿を行く。97年夏、読売新聞連載中より大反響を引き起こした問題作。読売文学賞受賞作。


村上龍ですから、かなりグロ系な話です。
単行本が刊行された時に読んだので、だいぶ前の話になりますがそれでもあのインパクトの強さは、いまだに覚えています。

主人公アメリカ人のシリアル・キラー役にはウィレム・デフォー。
ワタシが大好きな俳優さんです。
ちょっと(いや、かなり?)ワニっぽい顔をしていますが、そこがキュート(笑)
シリアル・キラーにぴったりです。


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悪役が多いんだけどたまに演る善人役がいいんです!

相手のケンジ役はまだ未定だそうですが、アジア人俳優の起用を検討しているそうです。
どうでしょう、英語が堪能ということでここは一つ押尾学先生など(笑)

冗談はさておき、来年2月に制作開始。
2010年劇場公開を予定しているとのこと。

それにしても……
村上龍本人がメガホンを取らなくて本当によかった(笑)
この人、作家としての才能は本当にスゴイと思うんですけど、映画監督としては……「だいじょうぶマイ・フレンド」「トパーズ」と見ましたが、どれもこれもトホホな感じで(苦笑)


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May 09, 2008

ジジィ二人がかっこいい!【最高の人生の見つけ方】

御年71歳のジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン。
二人のオスカー俳優夢の共演。
この二人のじぃーさんがメチャクチャかっこいい!
そして二人のはじけっぷりがとてもオチャメでかわいいんです!
老人二人が主人公。色気もあったもんじゃありませんが、久々見終わったあと心地よい余韻に浸れる映画『最高の人生の見つけ方』を見てきました。

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【ストーリー】
偶然同じ病室で知り合ったエドワード(ジャック・ニコルソン)とカーター(モーガン・フリーマン)。
二人はガンを煩い、ともに余命六ヶ月と宣告されていた。


カーターは暖かい家庭にめぐまれながらも、早くに子供ができたために大学を中退し、クルマの整備工として45年間働き続けてきた。
一方エドワードは、趣味が金儲け。次々と事業を拡大し莫大な財産を築くも、彼にはカーターのような暖かい家庭とは無縁の生活をしていた。

こんな対照的な二人が、死ぬまでにやりたいことリスト“Bucketlist(棺おけリスト)”を作り、残された時間を自分たちが本当にやりたいことに費やすことにした。

●スカイダイビングをする
●世界一の美女にキスをする
●見知らぬ人に親切にする
●泣くほど笑う
●ライオン狩りをする
●タトゥーを入れる
●荘厳な景色を見る

余命わずかな二人の老人が、自分の人生にとって一番大切なものを見つけるまでの、心温まる物語。

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なにかとエキセントリックな役が多いジャック・ニコルソンですが、今回は違います。
家族の愛、とくに娘と絶縁状態になっていたエドワードがカーターと旅をするにつれ、徐々に固く閉ざした心を開き、本当は何を求めていたのかに気づきます。

またカーターも、エドワードとの旅で若い頃からの夢だったことをこなしていくのですが、彼の心の奥底にあるのは妻への愛。大恋愛の末結ばれた二人でしたが、多忙な日常、子供の成長に追われるような毎日のなかで、妻への思いが何だったのか見失っていました。
旅の中で、カーターも妻への揺るぎない愛を取り戻していきます。


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病気のじぃさん二人が主役というのも、珍しいですね。


エドワードとカーターが過ごした数ヶ月は決して長いものではありませんでしたが、二人は生涯最高の友となり、喜びや悲しみを共有しました。

この映画をみて、いつかくる自分の「死」について考えてしまいました。
自分にとって何が大切か、本当は日々それを自覚しながら生きて行ければいいのですが、それは難しいことです(苦笑)
しかし、せめて最後にはそれを自分のモノとして死にたいと思いました。
30代半ばのワタシですが、いつ死ぬかもわからないし(笑)

■最高の人生の見つけ方(原題:THE BUCKET LIST)
■監督:ロブ・ライナー
■出演:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン
■2007年 アメリカ 97分


オリジナル・サウンドトラック「最高の人生の見つけ方」オリジナル・サウンドトラック「最高の人生の見つけ方」
サントラ


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May 02, 2008

映画化に幻滅した23本

アメリカのエンターテインメント・ウィークリー誌が「映画化作品にガッカリした23本」を発表しました。
ここで一覧を挙げてみようと思います。
アナタは何本見ましたか?(笑)


ライラの冒険 黄金の羅針盤(2007)
ダ・ヴィンチ・コード(2006)
2番目のキス(2005)
SAYURI(2005)
サウンド・オブ・サンダー(2004)
トロイ(2004)
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004)
悪女(2004)
白いカラス(2003)
ハットしてキャット(2003)
DR. SEUSS' HOW THE GRINCH STOLE CHRISTMAS (2000)日本未公開
ルールズ・オブ・アトラクション(2002)
PLANET OF THE APES 猿の惑星(2001)
私は「うつ依存症」の女(2001)
ヤング・ブラッド(2001)
アイズ ワイド シャット(1999)
アンドリューNDR114(1999)
サイモン・バーチ(1998)
スフィア(1998)
スカーレット・レター(1995)
虚栄のかがり火(1990)
バトルランナー(1987)
コットンクラブ(1984)

こうやってずらっと23本挙げてみましたが、私が見た作品は10本。
「ライラの冒険」「ダ・ヴィンチ・コード」「SAYURI」「トロイ」「ブリジット・ジョーンズの日記」「白いカラス」「猿の惑星」「アイズワイドシャット」「バトルランナー」「コットンクラブ」。
そのうち原作もちゃんと読んで映画を見たのはたったの3本(笑)
確立的にはハズレ映画にあたってない???
いえいえ、そんなことはありません。
原作読んでなくとも、あちゃ〜って映画ありますよね(苦笑)


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Apr 21, 2008

これが事実だとすると…【ハンティング・パーティ】

久々、リチャード・ギア主演の映画で面白い作品、「ハンティング・パーティ」を見ました。
とてもスピーディーで、エキサイティングな展開です。

実在のジャーナリストたちが体験した驚愕の事実を基に作られた映画です。
この物語の原案になったのが2000年のサラエボ紛争直後、現在も逃走中とされる戦争犯罪人ラドヴァン・カラジッチを追跡した「ひと夏の体験」(US版「Eaquire」に掲載)。
ボスニアに潜入したジャーナリストが、CIAの偽装工作員に間違えられたことで、アメリカ政府、CIA、そして国連までもが関わっていた「世界的詐欺」を暴き出した物語。
懸賞金500万ドルかかっているカラジッチが、なぜ今も逮捕されずにいるのか……これはある意味、9.11のオサマ・ビン・ラディンが現在もなお逮捕されずに逃走中なのはなぜか? その答えにも繋がるかもしれない、そんな伏線を感じさせる歴史的、政治的「事実」です。

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【ストーリー】
花形船上リポーターだったサイモン(リチャード・ギア)、彼と共に9年間戦火をくぐってきたカメラマンのダック(テレンス・ハワード)。
サイモンは、ある日のリポートを境に、業界から姿を消した。
そのリポートは、サイモンの恋人の故郷で、放送直前サイモンは恋人の無惨な亡骸を見つけ出した。
まるで他人事のように報じるニュース番組に、今ここで起こっているあまりにもむごい惨劇に、サイモンは放送中にブチ切れてしまった。

それから5年。
サイモンとは対照的に今までの功績が認められたダックは、NYで地位も名誉も手に入れていた。
久しぶりに訪れたサラエボで、偶然にも消息不明だったサイモンと再会する。
サイモンはダックに「民族浄化」という名目で大量虐殺し、かつての恋人の命までをも奪った戦争犯罪人フォックスの居場所をつきとめた、しかもこのすぐ近くの山に籠もっている、という特ダネをチラつかせる。

今では現場から離れ、悠々自適な生活をしているダック。
その生活に満足しながらも、現場でしか味わえないアドレナリンに飢えているのも事実だった。
副社長のオヤジのコネ入社した新人プロデューサーのベン(ジェシー・アイゼンバーグ)とともに、たった3人で極悪非道な戦争犯罪人の首をとりに…はたして3人の運命は…???

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最近ではチベット問題で名前をよく耳にするリチャード・ギア。
ここ数年「シカゴ」や「Shall we Dance?」など、穏やか(?)系の作品に出演していましたが、久しぶりに身体を張った力作です。

落ちぶれた元花形リポーター、彼の心の奥底にある死んだ恋人への思いは、復讐となって熱く煮えたぎっています。破天荒、ハチャメチャなキャラを、今までなんとなく「落ち着いちゃっていた」ギア様が、体当たりで演じているのをみて、昔を思い出してしまいました(笑)


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元相棒ダック演じるテレンス・ハワード。
最近ではジョディ・フォスターと共演した「ブレイブ・ワン」ではジョディを密かに支える刑事役で出演。個人的には、デンゼル・ワシントン並に、主役を張れる俳優になるのでは…と期待している一人です。


オヤジのコネ入社。口癖のように「ハーバード出だから!」と言いまくるベンは、いかにもボンボンお坊ちゃまキャラなのですが、口だけは達者。そのおかげで危機を乗り切るシーンがあるのですが、これもまた見物です。

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全てのシーンが事実、というわけではありませんが、実際に起こった出来事、事実をかなり忠実に織り交ぜて作られているようです。
この映画を見終わったあと、何故オサマ・ビン・ラディンが現在も自由の身であるか、なんとなくわかったような気がしました。

そうやって、世界のポリティカル・パワーはバランスを取っているのか…なんとなくやりきれない思いがしたのは、私だけではなかったと思います。


目を覆うような残酷なシーンもありますが、それもまた戦争という事実を映像化したものなんだと思います。
その反面、けっこう笑えるシーンもあり、戦場ジャーナリストたちのオンとオフをかいま見れたようで、とても興味深かったです。


■ハンティング・パーティ(原題:THE HUNTING PARTY)
■監督:リチャード・シェパード
■出演:リチャード・ギア、テレンス・ハワード、ジェシー・アイゼンバーグほか
■2007年 アメリカ/クロアチア/ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)103分

(C) 2007 IM Filmproduktions GmbH All Rights Reserved

○公開表記:5/10(土)よりシャンテ シネ、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
○公式HP:http://www.huntingparty.jp
○公式ブログ:http://huntingparty.at.webry.info/

ハンティング・パーティ (扶桑社ミステリー シ 24-1)ハンティング・パーティ (扶桑社ミステリー シ 24-1)
リチャード・シェパード


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Apr 17, 2008

ハリソン・フォード最後の聖戦【インディ・ジョーンズ4】

世界中が待ちに待った『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』が6月21日より公開されます。


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公開に先駆けて、6月4日、主演のハリソン・フォード、監督のスティーブン・スピルバーグ、製作総指揮のジョージ・ルーカスのビッグ3が来日するそうです。


6月5日は、国立代々木体育館で史上最大規模のプレミアムを開催。当日は会場が古代マヤ文明の遺跡跡に早変わり、とかなり大きなイベントになるそうです。

ハリソン・フォードの来日は今回で7回目。
しかし「インディ・ジョーンズ」での来日は今回が初となるそうです。


前作の『インディ・ジョーンズ最後の聖戦』からはや19年。
今じゃすっかりおじぃさんになってしまったハリソン君ですが、新作ではどんなインディ・ジョーンズになっているのか、とても楽しみです。


CIA情報担当副長官ジャック・ライアンシリーズ(「今そこにある危機」「パトリオット・ゲーム」以降、数多くの作品に出演していますが、正直どれもパッとしない…このままでは、ハリソン君がどんどんしょぼくれてしまうぅ! と危惧していた昨今。インディ・シリーズ最新作はまさにハリソン君にとって正念場、最後の聖戦となるのでは!?

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Apr 15, 2008

時代の寵児その末路【ファクトリー・ガール】

60年代POPカルチャーは好きなんですが、無学なもんでこの映画を見てきました。
ウォーホールのミューズとして一世を風靡したイーディ・セジウィックの波乱に満ちた自伝的映画、
ファクトリー・ガール』。


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【ストーリー】
1965年、ポップカルチャーの第一人者としてニューヨークに君臨していたアンディ・ウォーホールに気に入られた一人の少女。
彼女の名はイーディ・セジウィック。アメリカでは知らないものはいないとまでされる大富豪で名家セジウィック家の令嬢イーディは、またたくまにウォーホールのミューズとなり、ウォーホールの“ファクトリー”の一員となる。

前衛的な作品を次々に発表するウォーホール。
中でも彼が撮った映画に出演したイーディはマスコミにももてはやされた。数々のファッション誌は彼女を追いかけ、中でもヴォーグ誌はイーディと契約し、彼女の印象的なアイメイク、大きなイヤリング、黒いタイツなどイーディのスタイルが流行となった。

そんな生活が続く中、彼女の前に突如現れた一人の男。
彼こそが時代の寵児といわれたロック・スターのボブ・ディラン。
二人が恋に落ちるのに、時間はかからなかった。
またもやマスコミはイーディとボブ・ディランを追いかける。
その一方で、いつも一人ちやほやされているイーディに対し、ファクトリーの中では彼女に対する嫉妬心が芽生える。ウォーホールの態度も一変し、彼女にたいして冷たくなる。

ディランとウォーホールの間で翻弄し、結局はドラッグに溺れて自滅してしまったイーディの物語である。

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シエナ・ミラー演じるイーディ・セジウィック

劇場予告や映画のフライヤー、公式サイトを見ると、配給サイドはこの映画を60年代のオシャレなPOPカルチャー路線で売りだそうとしているのですが、実際のところ、そんな生やさしいストーリーではありません。

たしかに、劇中でのイーディはとてもオシャレ。
ボーダー柄のワンピースとかアクセサリーとか、今見ても充分かわいいものがたくさん出てきます。
しかし、この映画の肝心なところは、つねに「誰かの愛」を求め続けなければ生きていけない一人のか弱い女性の物語で、けっしてハッピーエンドではないのです。


後半、ドラッグ中毒になったイーディは本当に痛々しい。
とてもじゃないが、ポップでオシャレなんて雰囲気ではありません。
これが60年代のサブカルチャーの末路…とでもいいましょうか。
一人の淋しい女の子の末路を見せられたような、気がしました。


一方、もう一つの見所としては、アンディ・ウォーホールとボブ・ディラン。
今までたくさんのウォーホールを映画で見てきました。
一番印象的だったのは「バスキア」のデヴィッド・ボウイ。ボウイ自身かなり個性的なアーティストであるにもかかわらず、さらに個性的なウォーホール役を演じるとは、当時センセーショナルに報じられていました。

ボブ・ディランもちょうど4月26日から「アイム・ノット・ゼア」が公開されます。
リチャード・ギア、ケイト・ブランシェット、ヒース・レジャー、クリスチャン・ベイルなど、かなりぶっとんだキャスティングです。

で、「ファクトリー・ガール」では、イディーの運命を変えた二人の男、ウォーホール役にガイ・ピアーズ。ボブ・ディラン役にアナキン・スカイウォーカーのヘイデン・クリステンセンが演じています。ちなみに、この映画の共演がきっかけてシエナ・ミラーとヘイデン・クリステンセンは一時お付き合いされていたそうです。

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比較的、タフガイ系を演じることが多かったガイ・ピアーズが病的チックなウォーホールを演じています。顔色がすごーく悪くてこわかったです(苦笑)


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しゃべり方とか、多分本人に似せてると思われるのですが…。熱狂的なボブ・ディランのファンの方々にとっては怒り心頭ものではないでしょうか?…多分(苦笑)

■ファクトリー・ガール(原題:FACTORY GIRL)
■監督:ジョージ・ヒッケンルーパー
■出演:シエナ・ミラー、ガイ・ピアーズ、ヘイデン・クリステンセンほか
■2006年 アメリカ 91分


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Apr 09, 2008

アメリカ版忠犬ハチ公【ハチコー・ある犬の物語】

近年、ハリウッド映画はリメイクが多すぎです。
ヨーロッパやアジアでちょっと評判がよいと、すぐリメイク権を獲得し、大物俳優でリメイクします。
それが必ずしもオリジナルを越えてない、というところに問題があると思うのですが、強引にオスカー受賞させちゃったり(某巨匠監督による香港映画のリメイク作品)、ハリウッド映画の断末魔を見たような気がするのは、私だけでしょうか?(苦笑)


そんなハリウッドから、またびっくりさせられるニュースが舞い込んできました。


1987年に公開された『ハチ公物語』が、リメイクされるそうです。
主演はリチャード・ギア。オリジナル版で仲代達也が演じた、ハチ公の主人を演じるんだそうです。


ニュースソースによると、プロデューサーで日系三世のビッキ・シゲクニ・ウォンさんが、この物語にいたく感動し、長年かけて映画化にこぎつけたとのこと。自分の愛犬にも「ハチコー」と名づけていたそうです。


アメリカ人の心を打つような、感動作品になるそうですが…。
日本人からみて、どうなるんでしょうね。
だいたい、ハチ公の話自体、今の日本人感動するんでしょうか?


なんだか釈然としない思いが拭いきれないのは、私だけ???

アメリカでの公開は、今年末だそうです。



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Apr 08, 2008

人間VS妖精【スパイダーウィックの謎】

ゴールデンウィーク、家族で見るにふさわしい映画が公開されます。
スパイダーウィックの謎』。
1冊の本をめぐって、人間と妖精との戦争(?)が勃発してしまいました。

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【ストーリー】
両親が離婚して、NYから森の奥にひっそりとたたずむ屋敷に引っ越してきたジャレット、サイモンの双子の兄弟と、彼等の姉マロリー。
好奇心旺盛なジャレットは屋敷の屋根裏部屋から一冊の本を見つけ出す。
その本は、大叔父アーサー・スバイダーウィックによって書かれたもので“決して読んではいけない”という警告メモがあった。しかし、その封印をといてしまったジャレット。
その本には、アーサー・スバイダーウィックが生涯かけて調べ上げてきた“妖精”たちの秘密が書き記されてあった。
人間たちに友好的な妖精もいれば、そうでない妖精たちもいる。
邪悪で凶暴な妖精たちは、その本を奪い、自分たち以外の妖精を絶滅させ世界を変貌させようとたくらんでいた。
全ての謎を握るアーサー・スバイダーウィック。しかし彼は80年前に風の妖精に連れ去られてしまい、いまだこの世に戻ってきていない。
ジャレット、サイモン、マロリーたちはこの本を守ることができるのか? 大叔父アーサーにめぐりあうことができるのか!?

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主人公のジャレット、そして双子の兄弟サイモンを演じるのは、『ネバーランド』『チャーリーとチョコレート工場』のフレディ・ハイモアくん。対照的な双子の兄弟を一人二役で演じています。


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諸悪の根源(?)妖精図鑑を書いた大叔父アーサー・スバイダーウィックは、『グットナイト&グッドラック』『マイ・ブルーベリー・ナイツ』のデヴィッド・ストラザーン。


その他、邪悪な妖精の親玉マルガラスにニック・ノルティ。
アーサー・スバイダーウィックの忠実な下部で、本を守ってきた妖精シンプルタック(CG)の声には、サタデーナイトライブのマーティン・ショート。
子供向けの映画の割には豪華なキャストなんですが、イマイチ、ニック・ノルティの出演割合がショボくて(苦笑)。

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原作は全五感からなるファンタジーノベル。
この5冊を1つの映画にまとめたので、内容的には若干はしょり気味感は否めません。
いろんな妖精が登場するのですが、わりとあっさりスルーしちゃっているし、邪悪な妖精との対決も思ったほど迫力あるものでもありませんでした。


1時間36分と、短めの作品です。
小さなお子さんには、ちょうどよいのではないでしょうか。
過激すぎず、むずかしすぎず、良い意味で小さなお子さんから楽しめる作品だと思います。

じゃあ、大人が楽しめるかというと…
少し物足りないかも(苦笑)


■スパイダーウィックの謎(原題: THE SPIDERWICK CHRONICLES)
■監督:マーク・ウォーターズ
■出演:フレディ・ハイモア、デヴィッド・ストラザーン、ニック・ノルティ、マーティン・ショート
■2008年 アメリカ 1時間36分


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Apr 07, 2008

ハリウッド黄金期を支えた男【チャールトン・ヘストン】

アメリカ映画界の大御所、チャールトン・ヘストンが4月5日、お亡くなりになられたそうです。享年84歳。


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1950、60年代の大スペクタクル映画に出演されていました。旧約聖書のモーゼを主人公にした『十戒』('56)。ユダヤの豪族の息子から奴隷になり、そこからはい上がった数奇な運命の男『ベン・ハー』('59)。個人的に一番印象に残っているのは『猿の惑星』('68)です。もちろんリアルタイムでは見ておらず、たしかテレビで見た記憶があります。


ハリウッドの黄金期をささえた一人として、数多くの賞を受賞された俳優でしたが、晩年、自身がアルツハイマー病であることを公表し、その後も病気は進行していたそうです。

本当にすごい俳優さんだったと思うのですが、2002年に公開されたマイケル・ムーア監督の『ボーリング・フォー・コロンバイン』、これに出て印象が悪くなりました。60年代にはマーティン・ルーサ・キング牧師と一緒に、公民権運動のデモに参加するほどのリベラル派だったそうですが、その後共和党支持者になったそうです。2002年に自身の病気のために辞任しましたが、全米ライフル協会の会長だったことは有名。『ボーリング・フォー・コロンバイン』で、マイケル・ムーアの突撃アポなしインタビューに答える姿を見て、チャールトン・ヘストンに対してネガティブなイメージを持った人も多いのではないでしょうか。

何はともあれ、一人の偉大な俳優がお亡くなりになったことは、とても残念です。
ご冥福をお祈りいたします。


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Apr 03, 2008

恐怖おかっぱ男【ノーカントリー】

今年のオスカー総ナメした「ノーカントリー」を見てきました。
先に見た友人から「むちゃくちゃ怖いから…」と脅されていたので、ある程度覚悟していたのですが。

ハビエル・バルディム、こえぇぇぇ!

約2時間、たえず緊張しっぱなし。
何度息を止めたことか。
見終わったあと、軽く頭痛がしたのは気のせいではありません。

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劇場にはハビエル・バルディム直筆サインつき立て看板があ